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2005年06月

2005年06月26日

バランスの良い食事ガイド・農水省など公表

 バランスの良い食事を推進するため、農林水産省と厚生労働省は21日、必要な食品摂取量が分かる「食事バランスガイド」の概要を公表した。8月にはポスターをコンビニエンスストアやレストランなどに配布し、ガイドに沿った表示を呼びかける。

 食事バランスガイドは料理を「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つに分類し、それぞれの必要な摂取量を表記したもの。主食は食パン1枚を「1つ」、副菜は野菜いためを「2つ」などと決め、主食は1日「5―7つ」、副菜は「5―6つ」が適量などとした。

 この取り組みは、増加傾向にある男性肥満者や外食の多い単身者などがバランスの良い食事をとるよう促すため。農水省は「レストランのメニューなどにガイドに沿った表記が定着すれば、食への意識が高まるきっかけになるのでは」としている。


2005年06月22日

「主食」「副菜」など食事の目安、簡単に確認

 1日に必要な食事の摂取量とメニューが一目でわかる「食事バランスガイド」を農水、厚生労働の両省が作成し、21日公表した。

 栄養の知識がなくても、大まかな食事の目安が料理の絵で把握できる。両省は、レストランやコンビニなどに表示の協力を求め、普及を図る。

 逆三角形のコマのような図柄には、1日の摂取量として望ましいメニューの例が「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つのグループに分けて描かれている。

 料理の単位は、「1つ」や英語の「サービング(SV)」という言葉で統一。例えば、主食は1日に「5~7つ(5~7SV)」とることが必要とし、「1つ分」は「ごはん小盛り1杯」、「2つ分」は「うどん1杯」などとイラスト付きで説明している。

 料理のメニューが変わっても、グループごとに決められた量を守って食べると、日本人の大人に必要な2200キロ・カロリー前後のエネルギーを摂取でき、栄養バランスも保たれるという。

 肥満傾向のある男性や、外食に偏りがちな若者などがイラストを見てすぐ実行できるよう、わかりやすさを優先した。

 バランスの良い食事例は、カロリーや栄養素の組み合わせで示されることが多く、一般にはわかりづらいとの指摘がある。学識者などで作る両省の検討会が、ガイド作りを進めていた。

 ◆5グループの料理例◆

 【主食】(5~7つ)1つ分=ご飯小盛り1杯、食パン1枚▽2つ分=うどん1杯

 【副菜】(5~6つ)1つ分=野菜サラダ(大皿)、ホウレンソウおひたし(小鉢)

 【主菜】(3~5つ)1つ分=目玉焼き1皿▽2つ分=アジの塩焼き1匹▽3つ分=ハンバーグステーキ(100グラム)

 【牛乳・乳製品】(2つ)1つ分=牛乳コップ半分、チーズ1かけ

 【果物】(2つ)1つ分=みかん1個、りんご半分


2005年06月17日

減量に挑戦のサラリーマン、6割が失敗

 働き盛りの男性サラリーマンの半数が減量に挑戦し、その6割は失敗していることが、花王(本社・東京)の調査で明らかになった。やせたいと思いつつ実行できない企業戦士の悩みがうかがえるが、一方で、やせられない言い訳にも事欠かないようだ。

 同社は昨年末、首都圏に住む30~50代の男性サラリーマンを対象に、肥満にかかわる生活行動や生活習慣の意識を調査し、323人の回答をまとめた。

 その結果、肥満と判定されたのは約4分の1だったが、「太りやすい生活習慣を送っている」「カロリーの多い食生活を送っている」「ここ3か月運動経験なし」と回答したサラリーマンが、いずれも6割に上った。太りやすい生活への自覚や自戒は十分にあるものの、運動をしないのは「時間がない」(76%)「疲れている」(66%)「面倒」(35%)などが理由。1日の適正なカロリー摂取量を知っていたのは、わずか1割だった。

 減量に挑戦したのは43%だが、成功したのは4割に過ぎず、半数近くはリバウンドを体験。同社は減量に成功できないサラリーマンについて「ほんの少しの工夫と努力をライフスタイルに取り入れることで改善できる」と分析している。


「肥満」と「喫煙」は10年老化を早める

喫煙が老化を促進させることはよく知られているが、肥満で中年の喫煙者は同年齢の肥満ではない非喫煙者に比べて、生物学的な老化が10年も早まっているという研究結果が報告された。

医学専門誌「ランセット」のオンライン版によると、ロンドンのセント・トーマス病院のティム・スペクター教授率いる研究チームが、18~76歳の女性1,122人を対象に調査研究を実施。細胞内の暗号化された遺伝情報を保護している染色体の両端には、テロメア(末端小粒)と呼ばれる組織があり、この組織が短くなるほど、老化そのものや老化に伴う病気につながる細胞の損失状況が大きいとされるが、このテロメアの長さを調べたところ、喫煙者や肥満とされる人はこの組織の長さが極端に短く、老化関連の症状が顕著にみられることが分かったという。

スペクター教授は、肥満や喫煙が体内のストレスを増進させ、それが蓄積されてテロメアの損失につながると説明。テロメアがどのくらい短くなっているかによって、老化の進行度が分かるとともに、肥満や喫煙が、心臓病や糖尿病、骨粗しょう症、アルツハイマー病やその他の老化に伴う病気と密接なつながりがあることを示すバロメーターとしている。

今回の研究により、肥満と喫煙が蝕むのは体の一部ではなく、その人すべてであることが強調され、この傾向は女性だけでなく男性にも共通するものと警告されているという。


2005年06月01日

6割は運動と無縁

 「この三カ月、運動してません」-。サラリーマンの六割が運動と無縁で、減量に成功した人も運動ではなく食事制限だったことが、家庭用品メーカーのアンケートで分かった。企業の経費削減で労働密度が高まり、残業も増えるなか、サラリーマンは運動のための時間は取れず、疲れて体を動かす気も起こらないようだ。

 調査は昨年十一月から十二月にかけ、首都圏に住む三十-五十代の既婚男性サラリーマン約三百人を対象に、家庭用品最大手の花王が行った。万歩計を貸与して一週間の歩数などを計測し、食生活や運動習慣について調査した。

 その結果、全体の六割近くの人が運動不足などで太りやすい生活を送っていると自覚していた。また、五割の人が医者から生活習慣の改善指導を受けていた。

 それにもかかわらず、運動の習慣は乏しく、全体の六割以上で過去三カ月に運動の経験がなかった。理由は「時間がない」「疲れている」「面倒」が大多数だった。

 減量に成功することができた人の大半は、食事の「量を減らす」(複数回答で69%)、「回数を減らす」(同61%)、「夜食、間食をやめる」(同46%)など、食事制限を行っていた。

 同社は「理想の体重を維持し健康になるには、体を動かすことが大事。多忙や疲労は分かるが、それを口実にせず、上手に時間をやりくりして健康に投資してほしい」と呼びかけている。



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