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2006年05月26日
女性の睡眠不足は体重増加と肥満の元に
1日の睡眠時間が5時間以下という女性は、睡眠時間が少なくとも7時間という女性に比べて体重が増えやすく、16年間で様々な成人病の元となる肥満になる確率も高いという研究結果が発表され、十分な睡眠の大切さが改めて指摘されたことが伝えられた。
中年女性7万人を対象に16年に渡って行なわれた調査によると、調査開始時の平均体重は、1日の睡眠時間が5時間以下という女性では、睡眠時間7時間以上の女性より平均約2.4キロ多かったが、睡眠時間の短い女性は10年後にはさらに約725グラム体重が増加。調査が終了した16年後には、約15キロ体重が増えたという人の割合は、睡眠時間7時間以上の女性よりも、睡眠時間が5時間以下の女性のほうが32%多かったという。また、肥満になった人の割合も、5時間以下の女性のほうが15%多いことが分かったとされる。
ちなみに睡眠時間6時間という女性では7時間の女性に比べて、体重が約15キロ増える確率は12%、肥満になる確率は6%高いことが報告された。
以前にも、睡眠時間が1日5時間という中年代の人では高血圧になる確率が高くなることや、十分な睡眠は長期記憶力の向上にも必須という調査結果が発表されているが、1日8時間という理想の睡眠時間を実践できている人は全体のわずか20%と、多くの人が十分な睡眠をとっておらず、英国内では、睡眠時間が5時間という人が人口全体の半数に達している地域もあるとされる。
調査元では、これらの数字はあくまで平均であり、実際にはより少ない睡眠時間しかとっていない人も多いと示唆。睡眠時間のごくわずかな差でも、成人病を引き起こすだけの十分な要因になり得ると警告している。
睡眠時間が体重の増減に関わる理由はまだ明らかにされていないものの、睡眠時間が不足すると体内の新陳代謝が妨害されて、カロリーが効果的に燃焼されず、そのため脂肪として身体に蓄積されてしまうためではないかと考えられているという。
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