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2006年10月30日
働き盛り「運動不足」8割、「肥満」半数近く
肥満や運動不足を自覚する人の割合が平成3年の調査開始以来、最高となっていることが、内閣府が28日発表した「体力・スポーツに関する世論調査」で分かった。年代別にみると、30、40歳代といった働き盛りで「肥満・運動不足」とした人が多くなっている。これらの世代の肥満や運動不足への関心の高まりの背景には、内臓脂肪型肥満が原因で、さまざまな生活習慣病が発症する「メタボリックシンドローム」が注目されていることもありそうだ。
調査は今年8月、全国の成人3000人を対象に実施。有効回答は61・6%だった。
調査によると「肥満を感じている」との回答が前回(16年調査)より2・8ポイント増え、43・4%となった。年代別では、40歳代が57・0%で最多。次いで30歳代46・7%、50歳代と続いている。
「運動不足を感じる」は1・4ポイント増の67・6%。年代別では、30歳代が80・7%とトップで、40歳代は78・9%だった。
一方、「この1年間に運動・スポーツをした」と回答した人は6・3ポイント増の過去最高の74・5%に上った。週1回以上スポーツをした人の割合も5・9ポイント高い44・4%となった。
さらに、スポーツクラブや同好会への未加入者のうち、「加入したい」と答えた人が前回の23・2%から38・3%となり15・1ポイント上昇するなど、運動・スポーツの頻度・関心がともに高まっていることがうかがえる。
30歳代、40歳代という仕事が忙しく、運動不足になりがちな働き盛りの世代について、内閣府は「生活習慣病など肥満が原因とされるを病気を最も心配している世代でもある」と指摘している。メタボリックシンドロームへの不安感が、今回の調査結果につながり、「スポーツをすること」への関心も高めたといえる。
2006年10月28日
肥満を防ぐワクチン試作・帝京大チーム
帝京大学の研究チームは肥満を防ぐワクチンを試作することに成功した。マウスに注射すると、肥満の原因となる脂肪細胞への栄養が不足することで、肥満にならなかった。
肥満は皮下や内臓の周りにある脂肪細胞が大きくなることで起きる。脂肪細胞は栄養を吸収して大きくなる際に、新しい血管が周囲にできる。
ガソリン消費増、米国人の肥満が一因と 米研究者
イリノイ大学アーバナシャンペーン校とバージニアコモンウエルス大学(VCU)は、1960年以降のガソリン消費量の増加の一因に、米国人の肥満が進んでいることがある、との共同研究結果を発表した。
発表した論文は、1960年と比べ、米国人の体重増加によって現在は、毎年9億3800万ガロン(約36億リットル)ものガソリンを余分に消費していると試算。体重増加が、自家用車や軽トラックなど商業用ではない乗用車の燃費に与える影響を計算している。
体重増加とガソリン消費の増大の関係を裏付ける具体的な数字は明らかにされていない。
今は、車への依存度が高くなったことや、ドライバーの絶対数の増加といった肥満以外の要因がガソリン消費の増加の主因となっているが、米国人の体重が今後も増え続ければ、より大きな影響を与えるとも予測している。
論文の詳細は、業界紙「ジ・エンジニアリング・エコノミスト」に掲載される予定。
2006年10月27日
体重3キロ、ウエスト3センチ減 肥満対策で学会提言
内臓脂肪の蓄積が原因で心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの危険が高くなるメタボリック症候群を抑えるため、日本肥満学会は26日、肥満症の人は食生活を改善、運動し、体重を3キロ、ウエストを3センチ減らす「サンサン運動」に取り組むよう呼び掛けた。
同学会などは、同症候群の診断基準として、ウエストが男性で85センチ、女性で90センチ以上で、最高血圧が130以上か最低血圧が85以上などの項目を定めている。
この日、松沢佑次理事長らが神戸市で記者会見し、「過食や運動不足がメタボリック症候群の主な原因」と指摘。小児肥満が過去30年で5倍に増えているなど、今後も患者の増加が懸念されるため、「3キロ」「3センチ」と具体的な数値を示して対策を呼び掛けることにした。
糖尿病の一歩手前でも体重の5%を減らせばほとんど発症しないという科学的なデータを参考に目標値を決めたという。学会は「肥満症でない人は無理なダイエットをする必要はないが、現状維持に努めてほしい」としている。
早食いする子供ほど肥満になる
早食いする子供ほど肥満になりやすいとの研究結果を、ライオン歯科衛生研究所(東京都墨田区)と東京歯科大がまとめ、大阪府豊中市で開かれた日本口腔(こうくう)衛生学会で報告した。
同研究所などは、サラリーマンを対象にした2001年の調査でも「早食いは肥満のもと」とする結果を発表しており「子供も同じであることが裏付けられた」としている。
調査は沖縄県石垣市など八重山地区で、小学5年の256人(男子137人、女子119人)を対象に実施。体格の判定には、子供の肥満度を調べるのに使われるローレル指数を用いた。指数は、体重(キログラム)を身長(メートル)の3乗で割り、10を掛けて算出、数値が高いほど肥満になる。
指数が最も高かったのは「他人と比べ食べるのが早い」と答えたグループ(45人)で、指数の平均は141。「どちらともいえない」(141人)は131、「遅い」(70人)は125だった。
いずれの数値もローレル指数の判定では「標準」に当たるが、同研究所は「早食いの子供ほど肥満度が高い。ゆっくり食べてよくかめば、少量の食事で満足感を得られるため、指数が低くなると考えられる」と分析している。
食事量については「一口の量が少ない」(57人)の指数は129、「多い」(43人)は139で「一口の量が多いと流し込んで食べる傾向があり、よくかまないために指数が高くなった」とみている。
肥満との関係が指摘されている間食の回数や夜食の有無も検討したが、ローレル指数との関連性は認められなかったという。
同研究所などは01年に、東京都内の20代から50代のサラリーマン340人を対象にした調査で、早食いの人ほど肥満の傾向があると発表した。
このときの調査では、早食いについて「子供のころからの習慣で、なかなか直らない」との結果も出ており、同研究所は「食べ方の健康教育を子供のころから行うことが重要になる」と指摘している。
県警、ダイエット作戦成功 平均1.8キロスリムに
県警が、職員の肥満解消を目的に行った「BMI(国際的な体格指数)減少コンテスト」で、参加した職員四百十五人が二カ月間で平均一・八キロのダイエットに成功した。一七キロも体重が減った二人を含め、81・9%の職員の体重が減った。
県警は八月から二カ月、一般に肥満とされるBMI二五を超える三人以上を含む五人一チームでBMIの減少を競った。
コンテスト実施前の参加者の平均BMIは二七・六、平均体重は八一・九キロで、実施後はBMI〇・六ポイント減の二七・〇、体重一・八キロ減の八〇・一キロとなった。優勝した射水署Aチームは、体重が平均七キロも減少した。
県警厚生課によると、四月から実施している「一日一万歩運動」のほか、野菜中心の食事や禁酒、ジョギングなどの運動といった健康的な生活を心がけた職員が多かった。同課は「今後も食生活の改善指導などを通じ、職員の肥満解消に取り組みたい」としている。
2006年10月26日
ジャネット27キロ減量で振り袖姿
米歌手ジャネット・ジャクソン(40)が来日会見を23日、都内で行った。
来日は2年ぶり。新作アルバム「トゥエンティ・イヤーズ・オールド」のタイトルにかけて「20歳のお祝いに」と着物姿で登場。会見前に関係者が5点用意した中から、桜や梅など四季折々の花柄をあしらった振り袖(300万円相当)を選んだ。
「とてもきれいで気に入っています。帯もあまりきつくなくて楽です」と笑顔。82キロあった体重を4カ月間のダイエットで55キロまで減量したかいがあったようだ。
着物を着たせいか、普段よりおとなしい印象で「美しさの秘けつ?オ~センキュ~(サンキュー)。自分では分からないわ。両親のおかげですね」と答え方もしおらしかった。27日に離日する。
男性の肥満増加
成人男性の肥満者が3割を占めるまでに増えた。野菜の摂取量は減った。厚生労働省は「食事と健康にもっと気を配ってほしい」と注意を喚起する。先に行われた日本農村医学会でも生活習慣を問う発表が相次ぎ、特に肥満が問題視された。同学会での発表によると「肥満は万病の元」といえる。カロリーを控えめにし動物性脂肪の摂取を抑え、運動をする、といった健康維持の基本を励行しなければならない。
国が旗を振る健康づくり運動「健康日本21」(2001~10年)の目標は、成人(20代~60代)男性の肥満者の割合15%以下だ。だが、04年の健康・栄養調査では、目標策定時の24.3%から逆に増えて29.0%になった。成人の野菜摂取量は、1日267グラムで、目標策定時の292グラムより25グラム減少、目標値の350グラム以上から遠のいている。
農村医学会でも、それを裏付ける発表が相次いだ。JA大分厚生連健康管理センターが、宿泊人間ドック受診者(1776人)の食生活診断をしたところ、男性は35.0%、女性は16.5%、平均28.0%が肥満だった。肥満群は、非肥満群に比べエネルギー摂取が確実に多かった。過剰が目立ったのはアルコール類、肉類、油脂類だった。また、食物繊維、食品群で言えば野菜類の摂取量が必要量の半分以下だった。これは非肥満群も同様だった。そこで、この問題を「あらゆる疾病の予防、改善のための指導の重要項目にする」という。
肥満は、女性も油断できない。島根大学医学部の生活習慣変容プログラムに参加した中高年の食生活調査の結果では肥満の原因となる炭水化物の摂取が女性で顕著に多かった。その原因として出雲地方に伝わるお茶事を挙げる。これは、接待にせん茶とともに多くの菓子類を出す習慣だ。肥満者の体重を減らすには、炭水化物を減らすのが効果的であることが分かっている。「農村地域での女性の肥満に高炭水化物食、特に(砂糖などの)単純糖質が寄与している可能性がある」とみる。
肥満は子どもでも問題になっている。JA秋田厚生連秋田組合総合病院が秋田市内の小中学生を対象に行った小児肥満症実態調査では、小学1年から学年が上がるにつれて小児肥満症の割合が増える傾向があった。「腹囲が80センチを超えると内臓脂肪と小児肥満症が危惧(きぐ)される」と子どもたちの肥満に警鐘を鳴らす。
久留米大学医学部の山岸昌一講師は、増えている糖尿病を抑えるには生活習慣の改善が効果的とした。動物性脂肪の摂取が増え、生活スタイルの欧米化で運動不足となり、肥満が大幅に増えていることを問題視する。
医師らの指摘の多くは分かっていることだ。あとは自分のこととしていかに実行するかだ。健康こそ宝であることをあらためて肝に銘じたい。
2006年10月20日
子どもの夜更かし睡眠不足は肥満の原因
ロンドン(ロイター) 子どもが夜更かしして睡眠時間が短くなると、肥満になりやすいとの調査結果を、英ブリストル大学の研究者が19日、肥満関連の専門誌に発表した。研究者は、子どもたちに十分な睡眠を与えるために、寝室からテレビやコンピューター、携帯電話やゲーム機などを排除するよう、呼び掛けている。
ブリストル大学のタヘリ博士は、これまでに発表された研究結果を基に、子どもの睡眠時間と肥満について考察。睡眠時間が短くなることで、体の代謝に変化が生じて、肥満や糖尿病、心臓疾患を促すことになるとしている。
また、代謝だけではなく、睡眠時間が短いと寝不足で体を動かすことが億劫になり、運動量が減ると指摘。「睡眠だけが肥満の原因ではないが、睡眠時間の長短による影響は大きく、真剣に考慮する必要がある」と話している。
タヘリ博士は2004年に、睡眠時間によるホルモン分泌についての調査結果を発表している。この研究によれば、睡眠時間5時間のグループは、同8時間のグループに比べて、胃が空腹を知らせるホルモン「グレリン」の放出量が15%高かっただけではなく、脂肪組織が作り出すホルモン「レプチン」の量も15%高かった。
このことからも、十分な睡眠時間が重要だと訴えている。
2006年10月19日
ディズニーが肥満対策 ポテトなくし健康食品へ
「ディズニーランド」を展開する米ウォルト・ディズニー社は16日、園内のレストランで提供する子供向けメニューを脂肪や糖分を制限した健康食に切り替えると発表した。フライドポテトはニンジンに、炭酸飲料は果汁100%ジュースや低脂肪乳に変わる。米国では子供の肥満が社会問題化しており、子供への影響力を持つディズニーの対策は食品産業全体に波及しそうだ。
新基準によると、子供向けメニューの脂肪分は総カロリーの30%以下、糖分や動脈硬化の原因とされる飽和脂肪酸は10%以下に抑える。ミッキーマウスなどキャラクターを使ったお菓子にも糖分などの基準を設け、2008年末までに契約業者に履行を義務付ける。
米疾病管理センター(CDC)によると、米国では成人の32%、児童の17%が肥満とされ、フライドポテトやハンバーガーなど高脂肪食や、糖分の多いソフトドリンクの取りすぎが原因とされている。
ディズニーは「肥満の原因とされる企業との提携は社会的責任に反する」として今夏、マクドナルドとの間のキャラクター使用や映画提携契約を打ち切っている。
肥満でリスク倍増 乳がん治療で4医師講演
乳癌(がん)公開講座(あけぼの会県支部、中頭病院、那覇西クリニック主催)が15日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。乳がん治療の第一線で活躍する4医師が肥満と乳がんとの関連や術後の浮腫(ふしゅ)に対する療法、おなかの皮膚などを用いた乳房再建術などについて講演=写真。中高年の女性を中心に約400人が訪れ、熱心に聞き入った。
乳がんの罹患(りかん)率は、女性の25人に1人の割合といわれる。講演会は、多くの人に乳がんの現状を知ってもらうとともに、治療を受けた人にも自信と希望が持てるようにと企画された。
術後、腕や足にリンパ浮腫が出る場合の治療法について講演した那覇市立病院の松原忍医師は、手先から心臓に向かってさするマッサージや伸縮性の強い弾性包帯などを着用し、むくみを防ぐよう説明。那覇西クリニックの鎌田義彦副院長は「肥満気味だと1.5倍、かなり肥満だと2倍、普通の人より乳がんになるリスクが高いが、標準体重に戻せば再発のリスクも半分に軽減できる」と生活習慣の改善が必要と説明した。
中頭病院の野村紘史医師と県立南部医療センター形成外科の新城憲部長は、スライドを使いながら乳房再建術について説明。「未婚、既婚に関係なく、子どもがまだほしい人も乳房の再建は可能。あきらめずに相談して」と呼び掛けた。
成人男性29%が肥満 厚労省の目標、ほど遠く
厚生労働省は17日、厚生科学審議会の部会で、国民の健康づくりの指標である「健康日本21」の中間実績値を公表した。成人男性の肥満者は29%で、目標値の倍近くになっており、厚労省は「中高年男性は、食事と健康にもっと気を配ってほしい」としている。
健康日本21は2000年に策定。10年までの健康づくりの数値目標を掲げている。
栄養と食生活では、体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)が25以上の肥満者の割合は、20~60代男性で29・0%。00年の基準値24・3%より逆に増え、10年の目標値(15%以下)の倍近くに達した。
一方、40~60代女性の肥満者の割合は24・6%で、00年の25・2%より減り、目標値(20%以下)に近づいている。
荻原博子さんの「鍼ダイエット」
「最近はお金の相談よりも、“どうやって痩せたの?”っていう問い合わせばかりなんです」
テレビでも活躍中の経済ジャーナリストの荻原博子さん(52)が“激ヤセ”して話題になっている。「80キロあった体重が2カ月で60キロ前後になった」というのだからスゴイ。一体、どんな方法を使ったのか!?
荻原さんをホッソリさせたのは「鍼ダイエット」。鍼灸院でお腹や手、足などに鍼を刺して大脳が出す食欲の指令を抑制し、食べなくても空腹を感じない状態にした上で、皮下脂肪を燃焼させるという方法だ。
「知人に紹介された鍼灸院に通い始めたのが7月下旬。以来、頻繁に通っています。鍼は2回に分けて16本刺しますが、痛みはほとんどありません」
治療は1回約1時間。費用は約6000円。全身のツボを刺激して人間本来が持つ力を引き出すという。ただ、最初の10日は「水だけ」には荻原さんも戸惑った。
「胃をカラにして休息させるため。まったく食べないという状況に慣れるまで落ち着きませんでした。日常生活が維持できるか不安でしたが、“大量備蓄”している脂肪を燃焼させるから必要摂取カロリーは賄えるそうです。“3食必ず食べなくちゃ!”というのは現代人の強迫観念のようですね」
「食事が唯一の息抜きだった」荻原さんは、なんと1日1キロずつ、着実に体重が減った。
「20キロというと小学生1人分です。そんな“重し”を付けて生活していれば疲れるはずですよ。今はすこぶる快調。以前はクイーンサイズの洋服しか着られませんでしたが、普通サイズが着こなせます。肌ツヤもよくなったと、メークさんにも言われます」
荻原さんを“一変”させた鍼灸院をぜひとも教えて頂きたいが、「これ以上ひとに教えると私の予約が取れなくなるからもう秘密です」。
地中海ダイエット、アルツハイマー病を予防
魚や野菜、オリーブオイルをとり、ワインを飲む地中海ダイエットにはアルツハイマー病の予防効果があるという研究結果を、米コロンビア大の研究チームが米国神経学会の学会誌で発表した。
研究は、魚、野菜、果物などを中心にオリーブオイルを利用した食事と適度なワインをとる地中海ダイエットの習慣を持つ人間が、アルツハイマー病にかかる危険は40%少なくなるとしている。
ニューヨークに住む約2300人の老人を1992~2001年にわたって調査した。果物、野菜、小麦類、魚、ワインなどが食事に含まれるかどうかを9点制で採点し、食事で1、2杯のワインを飲む場合は1点、飲み過ぎたり、全く飲まない場合は0点などという形で合計点を出した。その結果、7~9点の人間のアルツハイマー病のリスクは0点の人間より約40%低かった。4~6点の人間でも15~21%低かった。
2006年10月12日
血液検査 不合格が4割超 ダイエットなどが影響か
献血を申し込んだのに問診を含む血液検査で不合格となる女性の割合が昨年度、富山県内で四割を超え、鹿児島、山口の両県に次いで全国ワースト三位となったことが、富山県赤十字血液センターのまとめで分かった。不合格のうち血液の比重不足は七割を占めており、同センターは過度なダイエットや寝不足のほか、県内の自動車依存度が高いことによる運動不足が、比重の足りない要因ではないかとみている。
同センターが十一日公表した昨年度の県の血液事業概要によると、女性の献血申込者数二万二千九百十九人に対し、九千四百七十七人が不合格で献血できなかった。不合格の割合は41・3%で、全国平均の29%を大幅に上回った。石川県は28・2%で全国二十三位、福井県は21・2%で四十四位だった。
県内で一九九五(平成七)年度に不合格となった女性の割合は22・7%で、十年間で倍近くに増えたことになる。二〇〇四年度は35・5%で全国六位だった。
献血で採血前に実施する比重検査では、水の重さを一とした場合、男女とも二百ミリリットル献血と成分献血で比重が一・〇五二以上、四百ミリリットル献血で一・〇五三以上なければ不合格となる。
同センターは県内で女性の比重不足が多い理由について、ダイエットや朝食を取らないなど食生活の乱れ、寝不足が要因とみている。さらに、二〇〇四年度の一世帯当たりの自家用車数が一・七三台で全国二位(北陸信越運輸局調べ)で自動車依存度が高いことから、運動不足も一因と推測している。
このため同センターでは今後、献血量を確保するため、関係機関に女性の生活習慣の改善を進めるよう働き掛ける。
富山県献血推進協議会は十一日、富山市の県民会館で開かれ、県内の昨年度の献血者数が四万三千三十二人で前年度に比べて6・2%減少したことが報告された。県側は、市町村合併で献血の拠点となる市町村役場が減ったことが、減少の一因との見方を示した。人口に対する献血者数を示す献血率が3・9%と、全国平均の4・1%を下回ったことなども報告された。
2006年10月08日
モデルの美しさ 基準を再論議
ウクライナ出身の22歳のモデル、ロイス・レモさんは、短期間に体重を落とすために、2週間ほとんど食事をしなかった。これによって、彼女は、今年8月2日、ファッションショーに出演した直後に、心臓が衰弱し、更衣室で亡くなった。彼女の父は、「娘は、すでにかなりやせていたのに、ずっと自分の体形に満足しなかった。無理に痩身を求めたことによって彼女は命を失った」と訴えると同時に、「ファッション界の人たちは、娘の死から反省すべきであり、彼女たちが求めている美しさは、多くの少女たちに大きな精神的圧力をもたらしている」と指摘した。
スペインのファッションショーが、激やせモデルの出場を禁止
ロイスさんの死の衝撃によるのか、最近、スペインのマドリード・ファッションショーでは、BMI値が18以下の激やせモデルの出場を禁止した。これによって、「やせているほど美しい」という現在流行している観念を是正したいと主催者側が表明した。この決定が公表された後、大いに賛成する人がいれば、反対する人もいた。多くのデザイナーは、この標準に従えば、80%以上のモデルがファッションショーの舞台に立つことができなくなると反発している。
ロンドンのファッション界は依然激やせの美しさを支持
その後、ロンドンのファッション界は、相変わらず激やせモデルを招いて、舞台に立たせた。そこのデザイナーたちは、やはり痩せて細いモデルが好みのようである。この「痩せているほど美しい」という既成観念が変わらなければ、モデルたちは依然として無理をしてでも、痩せるために涙を呑んで苦しい努力をしなければならない。
スーパーモデル、ケイト・モスさんは健康の美しさを支持
スーパーモデル、ケイト・モスさんは、先日「痩せているほど美しい」という標準は正しくないと指摘し、健康な美しさを求めるべきであり、自らの努力を通じて、この歪んだ「美しさ」の観念を是正したいと表明した。
米公立学校で売る菓子、5社が脂肪や糖分を自主規制
クリントン前米大統領と米心臓協会は6日、公立学校で売る菓子や食品の脂肪や糖分を食品会社側が自主規制することで、大手食品会社5社と合意したと発表した。子どもの肥満を防ぐ措置の一環。学校からコーラなどソーダ類を締め出す合意を飲料業界と取り付けたのに続く動きだ。
心臓協会の発表によると、合意したのはキャンベル、ダノン、クラフト、マーズ、ペプシコの各社。学校で販売されている給食以外の菓子や食品について小、中、高校それぞれに塩分、カロリー、脂肪、糖分などの目安を設定し、それを自主的に守るという。
たとえばヨーグルトなどについては、塩分は480ミリグラム以下、カロリーは小、中、高校の順に150、180、200キロカロリーとなっている。各社は目安に基づいて新たな製品を提供するなどとしている。
子ども時代に肥満に苦しんだクリントン前大統領は「子どもの肥満と闘う重要な一歩」としている。
2006年10月07日
早食いの子供ほど肥満
食べ物を早食いする子供は、ゆっくり食べる子供に比べて肥満度が高いことが、東京歯科大とライオン歯科衛生研究所の共同研究で明らかになった。
研究グループは5年前、早食いするサラリーマンほど肥満度が高いとする調査結果を公表していたが、小学生でも同様の傾向があることが浮き彫りになった。7日に大阪府豊中市で開かれる日本口腔(こうくう)衛生学会で報告する。
調査は食生活が激変しているとされる沖縄県八重山地区の小学5年生256人(男子137人、女子119人)を対象に、食生活など生活習慣を尋ねるとともに、身長と体重を測定。子供の肥満度の指標であるローレル指数(標準は116~144)を使って、双方の関係を調べた。
その結果、他人よりも食べるのが「はやい」と答えた子供の肥満度は平均141で、標準でも太り気味に近かった。一方、「ゆっくり」と答えた子供は平均125だった。また、一口で食べる量が「多い」と答えた子供の肥満度は平均139で、「少ない」と答えた子供の平均129よりも高かった。
反対に、「おやつの回数」や「夜食の有無」「運動する頻度」といった、一般には肥満との関連が指摘されている生活習慣は、今回の調査では、関連性がみられなかった。同大千葉病院の石井拓男病院長(社会歯科学)は「ゆっくりとよくかんで食べるといった、正しい食習慣を早くから身につけさせることが必要だ」と話している。
2006年10月06日
食欲抑える脳内物質発見
メタボリック症候群など肥満に悩む人が増えていますが、このたび食欲を抑える脳内物質が新たに発見され、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」のオンライン版で発表されました。
「新しい抗肥満薬を探そうということで、(食欲)抑制作用を示すものを発見した。早く治療に結びつけたい」(群馬大学 森 昌朋 教授)
これは群馬大学の森 昌朋 教授らの研究グループが2日付けの「ネイチャー」オンライン版で発表したもので、新たに発見された食欲を抑える物質は、脳視床下部に存在する「ネスファチン1」と呼ばれるものです。
この物質をマウスに投与したところ、マウスの食欲が3分の1ほど減退したということです。
今後、研究グループは「ネスファチン1」を利用し、肥満症やメタボリック症候群に悩む患者の治療薬の開発につなげたいとしています。
2006年10月02日
肥満を抑えるタンパク発見
強い食欲抑制作用がある新たなタンパク質を、群馬大大学院医学系研究科の森昌朋教授(病態制御内科学)らのグループがラットを使った実験で発見、2日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。
同様の食欲抑制ホルモンとしては「レプチン」が知られているが、肥満すると抵抗性が出て効かなくなる。今回発見された物質にはこういうことがなく、森教授は「将来的には肥満症や、内臓脂肪の蓄積で起きるメタボリック症候群の治療への応用が期待される」としている。
森教授らは、脳腫瘍(しゅよう)細胞と脂肪細胞に共通する遺伝子を分析し、強い食欲抑制作用を示すタンパク質が脳の視床下部の神経細胞質に存在することを確認。「ネスファチン1」と名付けた。
これをラットの脳に10日間、継続して投与すると摂食が抑制され、体重、皮下脂肪、内臓脂肪ともに減少した。筋肉量は減らなかった。逆に中和抗体を与え、この物質が働かなくすると、摂食量は増えた。
さらにレプチン抵抗性がある肥満ラットでも、同様の食欲抑制作用が働くことを突き止めた。
今後副作用の有無についても調べ、臨床応用を目指すという。
2006年10月01日
母親が「食べなさい」とけしかけ肥満児作る
子供達が過体重になろうとする傾向は、母親が子供に食べるようにけしかけるのに原因がある、という研究結果が出た。
ミシガン大学のブルケ博士とルメン博士チームによって行われた研究結果、太っている母親は正常体重の母親に比べ、自分の子供達に食べなさいと強要をあまりしない一方、太っている母親の子供達はこのような催促や強要に容易く応じることが現われた。
この研究参加者の母親のうち3分の1が肥満である半面、児童は8人中1人の割合で太っていた。
研究チームはもっと太っている子供達を持った肥満の母親は、馴染みのある食べ物に対しては子供達に勧めない一方、不慣れな食べ物に対しては簡単に勧めることで現われた。
研究チームはこのような現象に対して肥満の母親逹は、慣れた食べ物をジャンクフードだと思う一方、不慣れな食べ物は栄養が豊富であると感じると解釈した。
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