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2006年12月26日
やせ過ぎのファッションモデル、伊でも規制の動き
イタリアの政府とファッション業界が、やせ過ぎのファッションモデルの規制に動きだした。細身のモデルにあこがれる10代の若者が過度なダイエットに走り、健康を害するのを防ぐのが狙い。スペインやブラジルなどが既に同様の規制を導入しており、「やせ過ぎ」モデルへの風当たりはますます強まっている。
AFP通信によると、ファッション業界はモデルがショーに出演する際、やせ過ぎていないかどうかを判断するため健康診断の受診を求めるほか、16歳以下の少女のショーへの起用を見送るなどの自主規制を実施する見通し。
ファッションモデルの規制では、スペインが9月に開いたマドリードのショーで、やせ過ぎと判断されたモデルを排除。その後、ブラジルやアルゼンチンがスペインの動きに追随した。
2006年12月22日
男子9~17歳全年齢で肥満1割超
文科省が満5歳から17歳を対象に行った発育や健康状態に関する調査の結果がまとまった。
身長・体重はすべての年齢で横ばい状態だが、男子の9歳から17歳のすべての年齢で、肥満の割合が1割を超えた。
また、ぜん息が増えていて、6歳から12歳のすべての年齢で3%を超えている。
肥満、腸内細菌で決まる?
動物の腸の中にすむ細菌が太りやすさに関係していることを米ワシントン大のチームが突き止めた。21日発行の英科学誌ネイチャーに発表する。
人間など哺乳(ほにゅう)類の腸内には、1000種類以上の細菌がすみ、消化吸収の補助などに役立っている。ほとんどの細菌が、バクテロイデス(B)類かファーミキューテス(F)類のいずれかのグループに属している。
研究チームが、太ったマウスとやせたマウスの腸内細菌について、B類とF類の割合を比べたところ、太ったマウスは、B類が50%以上も少なかった。人の場合も、太った人ほどB類が少なかった。カロリー制限で体重を減らすとB類が増え、F類が減った。さらに、無菌状態で育てたマウスに、肥満マウスと、やせたマウスの腸内細菌を与えて影響を比べた。2週間後の体脂肪増加率は、肥満マウスの腸内細菌を与えた場合は約47%だったが、やせたマウスの腸内細菌を与えた場合は約27%にとどまった。
研究チームは、B類が減ってF類が増えると、食事からのカロリー回収率が高まり、体重増につながると推測。腸内細菌の状態を変えることで、肥満を治療できる可能性があると考えている。
2006年12月13日
肥満でも長生きできるサプリ 1~2年内に登場?
赤ワインに含まれるレスベラトロル(ポリフェノールの一種)をマウスに大量に与え続けると、太っていても健康で長生きするという研究報告が話題になったが、報告した研究者の1人、国立老化研究所(NIA)のラファエル・デカボさんは「喜ぶのはあと1、2年待って」といっている。
この研究報告は「革命的」(マサチューセッツ工科大のレナード・グアレンテ生物学教授)ともいわれる。美食家のフランス人に心臓病が少ない、いわゆるフレンチ・パラドックスに説明がつき、高カロリー食をとり運動しなくても長生きする道が開けるからだ。
別の研究では、伝統的にポリフェノール含有量の多いワインを生産してきたフランス南部の地域では、住民に心臓病が少なく寿命が長いことが指摘されている。
デカボさんが待てというのは、まず第1に現在、臨床実験が始まった段階で、1、2年のうちに人間にもマウスと同様のことがいえるかどうかが分かるからだ。また、市販されているポリフェノールのサプリメントには純粋なレスベラトロルはなく、こちらの開発も待たれる。
マウスに与えたレスベラトロルは人間では1日1.5グラムに相当し、研究者の1人、ハーバード大のデービッド・シンクレアさんは「1日1、2杯の赤ワインではお話にならないほど大量」という。ブドウやベリー類、ピーナツなどのナッツ類、緑茶などにも含まれるが、十分なレスベラトロルを抽出できる量となるといずれもかなりの高額となる。
カロリー制限にはご用心 骨密度が減少
運動による減量では骨の硬さを示す骨密度が保たれたが、食事のカロリー制限による減量では骨密度が減少したとの比較研究を、米ワシントン大のチームが11日付の米医学誌に発表した。
研究チームは「骨粗しょう症の危険性が高まる中年期の減量は細心の注意を払って行う必要がある」と指摘、安易な低カロリーのダイエットを戒めている。
論文によると、平均年齢が57歳の男女48人について、食事のカロリーを減らしたグループと、従来と同じカロリーの食事を取るが運動によってエネルギー消費量を増やしたグループ、従来の生活習慣を維持したグループとに分け、1年後に体重と骨密度を測定した。
その結果、カロリーを減らしたグループでは体重が平均8・2キロ減ったが、腰椎などで骨密度が約2%減少していた。運動をしたグループは体重が平均6・7キロ減ったが骨密度に変化はなく、生活を維持したグループは体重も骨密度もほとんど変化はなかった。
2006年12月08日
使用目的はダイエット!?――下剤の売上げ増で、誤った使用法に警告
英国内の下剤の売上げが過去5年間で3分の1もの増加を示しているのをうけ、このような売上げ増の影には、ダイエットのために下剤を使用する傾向が強まっている可能性があると警告されたことが伝えられた。
市場調査機関「Mintel」によると、消化を助ける薬剤の総売上げ額は26%増え、今年は2億4,500万ポンド(約490億円)に達すると予測されているという。
同機関ではこれを、英国人が食べ物や食生活上で問題を抱えることが多くなった証拠としており、慣れない食べ物やレストランでの重い食事、テイク・アウェイ(持ち帰り用の料理)などを口にする機会が増えたことで、消化不良や胸やけを起こすことも多くなったためと分析。
しかし、これらの薬剤のうち最も大きな売上げを示しているのは下剤であるとされる。
摂食障害のチャリティ団体「the Eating Disorders Association」では、ダイエットを目的とした下剤の日常的な使用は深刻な副作用をもたらすことがあると指摘。
下剤は、体が食べ物からビタミンやミネラルなどの主要な栄養を吸収しないうちに、こういった食べ物を体外に一掃してしまうとし、最悪の場合では後に心臓病を患う原因にもなり得ると警告している。
2006年12月07日
子供の肥満・非行は広告の影響
米小児科学会(AAP)は、不適当な広告が子供の肥満や摂食障害のほか、飲酒、性行為も促進しており、議会は厳しく取り締まるべきだという政策提言を、学会誌ピディアトリック(小児科学)12月号で発表した。
シアトル・タイムズによると、学会は提言で「若者は、年間4万件以上のテレビCMを見るほか、インターネットや雑誌、学校でも広告にさらされている」と説明。子供向け番組では糖分の多いシリアルやコレステロールが高い菓子のCMが流され、スポーツ中継の合間には「バイアグラ」など男性の性的不能(ED)治療薬の広告が放映されていると実例を挙げた。
このほか、漫画のような動物キャラクターを使ったアルコール飲料の広告や、教育番組で流されるファストフードの広告、やせ細ったモデルが美しいかのように見せている雑誌などにも批判の矛先を向けている。
AAPは、こうした広告が子供に「飲酒は格好良く、セックスは気晴らしに最高で、拒食はおしゃれだ」という誤解を植え付けると警告している。特に、数年以内の量販が見込まれる双方向テレビによって影響は拡大し、画面をクリックするだけでウェブ広告が見られるようになる事態を懸念している。
その上でAAPは、医療現場から議会への提言として、子供向け番組でのジャンクフード広告、アルコール飲料の広告での漫画のキャラクターや若い女性の起用の禁止を挙げた。このほか、ED治療薬のCMの配信を午後10時以降に限定するよう求めている。
一方、ビール協会のジェフ・ベッカー会長は、子供の飲酒は広告より親の影響が大きく、スポーツ中継の視聴者の大半は21歳以上だと反論する。また、広告内容の制限は言論の自由に反するという批判もある。
しかし、提言をまとめたビクター・ストラスバーガー医師は「金のために未成年を食い物にするとは一体どんな社会か」と、現状を強く嘆いている。
2006年12月04日
肥満児は足が大きく、歩行に問題
肥満によって小児の足の大きさが縦横ともに大きくなり、歩行能力に影響を及ぼしているという2つの研究による知見が、英BBCニュースによって報じられた。
2研究はいずれも、英国ブライトンで開催された英国足専門医協会年次集会で発表されたもの。
第一の研究は、9~12歳のスコットランドの小児200人で足の検査を実施したもの。
54人が肥満、15人が重度肥満、30人が過体重であった。
検査の結果、重度肥満の小児は、正常体重の小児に比べ、足の大きさが横15ミリ、縦18ミリ大きいことがわかったという。
もう一方の研究は、9~11歳の小児44人(このうち半数が肥満)を対象としたもので、肥満児は正常体重児に比べ、歩行の際に両足でバランスを保つ時間が長く、片足で保つ時間が短いことが明らかにされた。
また、肥満児は歩行速度が遅いこともわかった。
英イーストロンドン大学講師のStewart Morrison博士によると、これまでの研究で、肥満児は足の問題のため運動への参加に限界があり、必ずしも運動を勧めるべきではないことが示唆されているという。
Morrison氏はBBCに対し、今回の知見は興味深いものだと述べている。
肥満児減らせ、世界で食育・医療費もスリム
世界各国で子供の肥満防止への取り組みが広がっている。
政府は健全な食生活の知識を習得させる「食育」を推進、生活習慣病の予備軍を減らして、医療費の増大を抑制しようとしている。
企業は高カロリー食品などを販売したことに対する訴訟リスクを回避する狙いもある。
中国の子供が肥満になる原因の一つはファストフードの普及。
教育省によると7―22歳の都市の男子生徒(少数民族を除く)で太り過ぎや肥満による健康障害を抱える比率は約25%と、5年前より4ポイント上昇した。
北京市は2010年までの5カ年計画で「子供の肥満障害を抑える」と宣言。
肥満の怖さを生徒に教育する方針だ。
坂田がコーラ効果で減量成功
WBA世界フライ級3位の坂田健史(26=協栄)がコーラで減量に成功した。
2日(日本時間3日)フランス・パリで同級1位の前WBAライトフライ級王者ロベルト・バスケス(23=パナマ)と暫定王者決定戦を行う。
前日計量は1日(同2日)パリ市内で行われ、坂田はリミットから500グラムアンダーの50・3キロでパスした。
海外での世界戦経験が豊富な大竹重幸トレーナー直伝の「コーラ減量法」の効果が大きい。
「炭酸飲料は発汗作用を促すため、減量の秘薬になる」(大竹トレーナー)と、コーラを飲んで調整していた。
坂田は「こんなに減量がうまくいったのは初めて」と計量を終えると、パリ市内のレストランでステーキをほお張っていた。
ピーク時の体重544キロ、「世界一太った女性」死去
ギネスブックでかつて肥満と減量の世界記録の持ち主と認定された米国の女性ロザリー・ブラッドフォードさんが11月29日、フロリダ州の病院で死去していたことが分かった。63歳だった。
死因は不明だが、むくみで寝たきりだったという。AP通信などが1日伝えた。
身長約170センチのブラッドフォードさんは1987年、体重が476キロに達し、「世界一太った女性」になった。その後、専門家の指導のもとで体重を142キロまで落とした。334キロの減量幅も世界記録と認定された。
ピーク時の体重は544キロを超えた。亡くなる直前は180キロ前後だった。
生後6か月で母親に捨てられたことが原因で過食症になったと話していた。
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