« 2007年02月 | HOME | 2007年04月 »

2007年03月

2007年03月30日

サーキットダイエット

たった3分で効果的に痩せられる上に体力まで付くという、多忙なビジネスマンにとっては魔法のような「サーキットダイエット」。最近、TVや雑誌で目にした方も多いと思うが、どのようなものなのか想像し難く、その効果もイメージしづらい。そこで今回は雑誌連載を持ち、女優や人気モデルにも直接指導をしているカリスマトレーナーの饗庭秀直先生に、メカニズムと効果を科学的に解き明かしてもらうことにした。

有酸素運動と無酸素運動のいいとこ取り
「サーキットダイエットとは、筋トレと有酸素運動のメリットを上手に取り入れた画期的なエクササイズ法なのです」と饗庭先生。

サーキットダイエットは無酸素運動である「筋トレ」と、ジョギングなどの「有酸素運動」を30秒ごとに3分間繰り返すダイエット法だ。運動種目が循環することから“サーキット”と名づけられた。


饗庭秀直氏。ボディメンテナンス学院長。日経ヘルス」や「宝島」誌上にも連載をもつ人気トレーナー
まず、脂肪を落とすためには消費エネルギーを増やすことが先決である。よって大抵のダイエット法では、走ったり泳いだり、単純にエネルギー消費の時間を増やすことにほとんどの労力が費やされる。しかし、サーキットダイエットはコンセプトからして違う。実は人間の消費エネルギーの6割から7割は、24時間生命を維持するためだけに使われている。つまり、基礎代謝だ。これは放っておくだけ、つまり無自覚なまま勝手に消費される。よってこの基礎代謝をあげれば、楽に効果的にダイエットできるのだ。ここが最大のポイントであり、つまりサーキットダイエットは“短期間ダイエット”だが、考えようによっては“24時間ダイエット”とも言える。効果が上がるのも当然なのだ。

「基礎代謝アップに重要なのが、ミトコンドリアです」と饗庭先生。ん、ミトコンドリア? その昔、生物の教科書で読んだような言葉だが、どう基礎代謝に影響するのだろうか。

基本的に基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やせばいいといわれている。しかし、まだその先がある。熱エネルギーは、脂肪や糖を元に筋肉細胞内のTCA回路(クエン酸回路)で作られるのだが、その反応が行われている場所がミトコンドリアなのだ。ミトコンドリアとはたんぱく質の一種で、生物が進化する過程で生まれた一過性の存在というイメージもあるが、実は今も私たちの体、細胞の中に存在し、大活躍している。


具体的には脂肪を燃やしてエネルギーを作り出している「発電所」みたいなものだ。つまり、基礎代謝を上げるためには筋肉細胞の中のミトコンドリア発電所を増やし、フル稼働させればよいのだ。それではどのようにミトコンドリアを増やせばよいのだろうか。

「強度の高い運動ほど、(筋力とは別に)ミトコンドリアが短時間で増えていることが分かっています。強度の高い運動は最大限の酸素を使うため、筋肉内の酸素が不足し、するとミトコンドリアは、仲間を増やして仕事を乗り切ろうとするんですよ」と饗庭先生。なるほど、ミトコンドリアを増やすには、長い運動を必要としないのである。

30秒で効果があるの?
とはいえ「サーキットダイエットは、なぜ各30秒でいいの?」と、疑問に思う人もいるだろう。通常の筋力アップトレーニングに比べ、あまりにも短すぎるからだ。詳しいメニューは写真で解説するが、特別複雑な運動もしない。しかし、ちゃんと生理機能に基づいた理由がある。

それは、急激な筋トレなどの無酸素運動を行うと、33秒で筋肉中に疲労物質である乳酸がフルに溜まってしまうという事実である。そう、30秒という時間は(筋繊維が太い細いに関わらず)、効率的に無酸素運動を行えるリミットラインなのだ。

しかも、筋肉内に出来た疲労物質である乳酸は、その後の使い方によっては筋肉を増やす物質となったり、エネルギー源としても再利用できる。この特性を利用し、サーキットダイエットでは、30秒の激しい無酸素運動の直後に有酸素運動に入る。すると、体内に新しい酸素が入るだけでなく、乳酸がきれいに再利用され、疲れが体に残らないのだ。まさに一石二鳥の効率的エクササイズなのである。

「1回3分ですが、慣れてきたら2セット3セットと、自身の体調や能力に合わせて増やしてみてください。もちろん、1セットでも効果は期待できますが、さらなる効果が望めます」

もう一つアドバイスするならば、能率的な時間というのもあり1日1回なら、筋肉の細胞が増えやすい夜の就寝時をおススメしている。1日2回ならばもう1回は朝起きてすぐ。そうすれば、代謝を上げたまま、長い1日を過ごせるからだ。

1回たったの3分。特別な器具もどこにも行く必要もない。無理な食事制限はしたくないが筋肉量を増やして基礎代謝を上げ、体重を落としたいという忙しいビジネスエリートにぴったり。ウソだと思うなら、簡単なのでぜひ一度実践してみて欲しい。


2007年03月29日

女性1000人の7割が「肥満男性は損ヨ!」と回答

 男性専用エステサロン「ダンディハウス」を運営するシェイプアップハウスは「男の肥満」に関するアンケート調査を実施した。対象は20~50代の働く女性1000名(各年代250名ずつ)。この結果、男性の肥満が「損」であることが浮き彫りになった。

 まず「プライベート編」を見てみるが、約8割が「汗かき」「暑がり」などのネガティブな回答から「損」と評価をした。肥満男性は他にも「がさつ」「短気」「頭の回転が悪い」など、体型と関係のない評価までされる始末だ。「得」と答えた2割は「愛嬌がある」「優しい」などの評価をしている。

 また、「ビジネス編」を見ても「損」と答えた人は約7割で、「得」は3割にとどまった。「損」の理由として、「怠慢」「スケジュール管理能力不足」「頭の回転が悪い」など、これまた体型とは関係のない評価をされてしまった。

 同社では「男の肥満が気になるシチュエーション」についてのアンケートも行ったが、407人が「電車の中」を挙げた。肥満男性が電車で隣に座ってきたことで窮屈になったり、大量の汗をかいている姿を間近で見られることも影響しているのだろう。


2007年03月24日

"食前○○"成功と失敗の分かれ目は?

 様々なダイエット方法の中で、もはや定番の一つとも言えるのが、食前○○ダイエット。これは、文字通り「食事の前に○○を食べる」というもので、寒天ダイエット、キャベツダイエットなどが有名である。

 食前にこれらの食材を食べる理由を、ダイエットコーチの内藤さんに聞いてみた。
 「空腹時には、食べ物のカロリーの吸収率が高くなることが分かっています。そこでまず、低カロリーの食材を先に口にしてから、他の物を食べることで、全体のカロリー吸収率を抑える方法です」つまり、ひとつの弁当を例に取っても、生野菜や煮物のこんにゃくなどから食べ始めるといいそう。こういった食べ方の工夫は、女優の藤田弓子さんも取り入れ12キロの減量に成功し『藤田弓子のわがままダイエット』を出版している。

 プロポーズをかけてダイエットに励むデブちんさんも食前○○ダイエットを実践した一人。彼が行ったのが、某テレビ番組でも取り上げられた「食前キャベツダイエット」だ。この方法、食前にキャベツを食べるという、至ってシンプルなもの。継続ができれば効果も抜群だという。

 しかし、食前○○ダイエットにはいくつか疑問点がある。

 ・肥満体型の人が一気にカロリーを抑えたら、痩せるのは当然で、それはキャベツの
  お陰といえるのだろうか。
 ・リバウンドしない。とテレビでは言われているが本当にリバウンドしないのはあり
  うるのだろうか。
 ・運動は一切なしで本当に痩せることができるのだろうか。

 この件について、前出の内藤さんに伺った。
 「体重が減るときには、まず筋肉から落ちていくのが一般的です。また、筋肉と脂肪で
 は、同じ量でも脂肪は軽く、筋肉は重い。運動を殆どしないダイエットでは、筋肉が
 落ちた結果、体重が落ちても、脂肪を落とすことは難しい。よって、太りやすい体質
 であることに変わりなく、常にリバウンドと戦わなくてはならなくなるのです」
とのこと。

 世の中そんなに甘くはない。食前○○ダイエット、成功するためにはやはり「運動との併用」が必須のようだ。


2007年03月20日

ダンベルとチューブ

ダンベルやチューブがブームになっています。一見似ているこの二つのエクササイズ。実は大きな違いがあるのです。

 ダンベルはいわゆる鉄などの錘を持ち上げたりする運動で、腕の位置によって負荷が変わり、負荷が一定ではありません。ダンベルを持っている手首を内側に返して運動しないと、手首を痛めることがあります。特にダンベルを下ろす時に注意します。初級者・中級者向けです。

 一方のチューブは常に引っ張り力を腕に受けますが、腕の位置にあまり関係なく負荷はほぼ一定で、初動負荷と最終負荷が変わってきます。ですから、腕などを元の位置に戻す時に注意しないと痛めることがあります。脂肪燃焼にはチューブエクササイズが向いています。初心者・上級者向けです。

 どちらの運動もムリをしないこと、力を入れる時につい息を止めたりしがちですが、呼吸はふつうにすること(実はこれが結構むずかしいのですが)、ストレッチをやって体を暖めてから始めること、医師にかかっておられる場合は、医師の指示に従うことなどをお願いします。


わたし、揚げ物は食べないの の勘違い

 老若男女問わず、甘いもの好きは実に多い。「お取り寄せスイーツ」「限定スイーツ」などなど、テレビや雑誌、ネットでスイーツ特集があると、ついつい見入ってしまう人も多いのではなかろうか。「酒飲みは甘いものを食べない」という定説も、最近はそうでもなくなってきているようだ。スイーツの食べ放題に繰り出した後居酒屋へ・・・なんて人も少なくないのでは?シャンパンにイチゴ、洋酒にチョコレートなど、お酒と一緒に甘いものを取ることも珍しくはない。
 甘いもの好きの中には、太ることを気にして「甘いものは食べるけどその分脂肪は一切取らない」という人も多い。女性に多く、肉の脂を嫌ったり、揚げ物を避けたりしている。しかし、彼女たちの体にはたっぷり脂肪が付いていることも稀ではない。脂肪分を避けるだけではダイエットにならないのだろうか。

 この「砂糖と脂肪」の関係について、看護師の資格も持ち、現在ダイエットコーチとして活躍している内藤さんにお伺いしてみた。「砂糖の形状からは想像しづらいのですが、過剰な糖分は体内で脂肪に変わる仕組みになっているのです」と内藤さん。
 元々、身体の中で栄養源が糖分だけというのは脳のみ。それに加えて、でんぷん質が唾液中のアミラーゼという酵素で分解されて糖になるなど、砂糖や果糖以外の他の食べ物からも糖は作り出されているという。これでは、甘いもの好きの食生活で糖分が過剰になるのは必然のような・・・

 甘いものを食べても太らないためにはどうしたらいいのだろうか。引き続き内藤さんにお伺いした。
 
 (1)頭を使って脳を疲れさせること。普段以上に脳を使うと、糖分不足に陥るので、多少甘いものを食べても太りにくい。
 (2)過剰な糖分が脂肪に変わらないように、日常的に身体を動かし、糖分を燃焼させて体脂肪が上がらないように心がけること。
 (3)甘いものを食べたいときは、脂肪が含まれている乳製品や卵をたっぷり使っている洋菓子より、和菓子を選ぶこと。

 甘いものを口にすると、疲れやイライラが取れたり、ほっとするのも事実。脂肪が増えないように気をつけながら、うまく取り入れたいものだ。


2007年03月14日

キンモクセイの香りでダイエット

 桂花(キンモクセイ)の香りをかぐと、体重増加が抑えられるとの研究結果を山本隆大阪大教授(行動生理学)とカネボウ化粧品が13日、発表した。ラットの実験で効果を確かめヒトでも同様の傾向があったという。食欲を抑制しているとみられる。

 山本教授によると、桂花の香りを染み込ませた餌を毎日食べたラットは、25日後の体重は普通のラットの9割だった。香りを染み込ませた紙をケージの下に30分間置くと、食べる行動を促す「オレキシン」という脳内のタンパク質をつくる能力が低下、食事や飲む水の量が減った。

 20~40代の女性5人に12日間、香りを染み込ませたガーゼを胸ポケットに入れてもらった実験で、そうしなかった女性に比べ、満腹感が高く、体重や体脂肪は減り体調や気分は良いと感じる傾向があった。

 山本教授は「いい香りで食欲を抑え、腹8分目で満足できるようだ。香りのどの成分が関係しているかを今後確かめたい」と話した。


2007年03月13日

過度の肥満になると

 健康ブームが高まってからというもの、日本人のダイエットに対する意識はどんどん高まってきた。好きな服が着られない、出っ張ったお腹が気になる、その上会社の健康診断で肥満傾向などと言わようものなら否が応でも気にせざるを得ない。
 ところで、肥満の基準をご存知だろうか。一般的には、BMI値25以上を肥満の指標としており、現在の日本では成人の約25%が肥満に分類される。
 多くの場合、肥満は日常生活を健康的に過ごすことで改善されるのだが、そうはいかない人たちもいる。いわゆる「過度の肥満」と言われる人たちだ。歩こうにも膝に負担が掛かって歩けない、糖尿病や心臓病を患っていて自分で生活改善が出来ない。こうなると、入院しての肥満治療が必要となる。

 実際に、病院の肥満治療はどんなことをするのだろうか。看護師さんに伺ったある病院で行われている方法は以下の流れを1クールとして3週間続けるというもの。
 
 (1)一日1,000キロカロリーの食事に切り替える
 (2)次に、一日800キロカロリーに減らす
 (3)更に、一日550キロカロリーにする(内容は、少しのご飯とサラダのみ)
 (4)一日420キロカロリーのドリンクのみにする
 (5)退院に向けてカロリーアップ。これに加え、水分を毎日2リットル以上を摂る

 ただし、これは過度の肥満患者に対する病院の監視下においての食事療法なので、素人判断での実施は肝臓を傷めてしまい大変危険だという。

 運動をしないと太りやすい体質が改善されないことからダイエットには運動が必須だが、過度の肥満患者には心臓病を抱えていたり、膝に問題を抱えていたりして、歩くことすら危ない人が多い。自転車こぎや散歩などの軽い運動でも問題なくできる人は少ないという。厳しい食事制限が課されるため、入院患者は期間中常に空腹と戦うことになる。それだけに減量することが可能なのだが、残念ながら病院の監視を解かれた後は食生活が元に戻ってしまい、多くの人がリバウンドするという事実もあるのである。

 2004年より、胃の中にバルーン(風船)を入れ、胃を常に満腹状態に置くことで痩せるという画期的な外科的治療が日本の大分病院でも行われ始めた。これは、内視鏡で見ながら口から着脱式のバルーンを胃に入れるという切らない治療法。実際に大分病院で治療の対象になるのは、BMI値が35以上で年齢が18~65歳の肥満患者のみ。金銭的には保険が適用されないため高額の入院費、治療費が必要となるなどまだまだ難しい面がある。


2007年03月10日

信号方式の肥満対策に小売店が反発

肥満が深刻な社会問題になっている英国で、脂肪など過剰に取ると良くない栄養素の含有量を交通信号のように3つの色で表示した政府推奨の方式に一部小売店などが反発、論争になっている。

 英食品基準庁が昨年、脂肪や糖分、塩分などの含有量を、赤(多い)、黄(普通)、緑(少ない)の色で表示するよう決め、メーカーや小売店に呼び掛けたのが発端。

 高級スーパーや英糖尿病協会など医療団体も「食品の特徴が一目で分かる」と支持を表明。最近の世論調査でも「子供にも分かりやすい」と好評だった。

 これに対しスーパー最大手テスコや大手食品・飲料メーカーなどは「信号方式は大ざっぱ。赤色表示は刺激が強い」と客の拒絶反応を懸念。1日に必要な摂取量のうち何%が食品に含まれているかを示す独自の方式を採用、400万ポンド(約9億円)をかけたキャンペーンに乗り出した。

 英保健省は現在の傾向が続けば、2010年までに英国男性の33%、女性の28%が肥満になるとし、飽食社会に警告を発している。


喫煙で痩せるという迷信

「タバコで痩せる」=「内臓のダメージによる食欲不振」。やはり煙草は百害あって一利なしか。 近年、健康被害を懸念して、禁煙ブームが高まっている。今では街中で自由に喫煙が出来る場所は殆どなくなり、禁煙外来も大流行、禁煙グッズの売れ行きも年々伸びているようだ。喫煙場所を求めてウロウロされる方も多いのではないだろうか。

 未成年女子の喫煙する理由にいつも挙がるのが、「ダイエットのため」というもの。また、禁煙した多くの人が「煙草を止めてから太った!」という。この、喫煙と肥満の関係は、一体どうなっているのだろうか?

 人は、舌で味を感じる。舌の表面を見てもらうと、つぶつぶしているのが分かると思うが、これが味蕾(みらい)と呼ばれる、甘み・苦味・酸味・辛味などの、味を感じる味覚器になっている。喫煙により、味蕾がダメージを受け、味わいにくくすると共に、内臓へもダメージを与え、吐き気や胃の不快感も重なって結果的に食事量が減ってしまうのだ。 喫煙を止めると、味蕾へのダメージも回復し、胃の不快感もなくなり、結果「ご飯が美味しい」と感じるようになる。また、煙草を止めた口寂しさから、ついつい何か口に入れてしてしまう人も多い。

 看護師の資格を持ち、ダイエットコーチとして多くの人をサポートしている内藤さんは、こう語る。「『煙草=痩せる』と単純に考えるのは危険です。油ものやお酒の後の煙草は美味しく、結果食欲が増進するのです」。また、内藤さんは禁煙後に太らない方法として、シュガーレスのガムを噛む、歯磨きをする、などを挙げている。

 百害あって一利なしの煙草。
 痩せる人が多い理由は、体へのダメージによるものだったのだ。となると、きっぱり喫煙を止め、健康体を取り戻したほうが良さそうだ。


「楽して痩せる」は実現するか?!

 岩盤浴にホットヨガ、ゲルマニウム温浴と発汗目的の施設に人気が集まり、デトックス、という単語が流行して久しいが、なんとなく痩せるような気はするもののダイエットとどういう関係があるのかはっきり知っている人は少ないのではないだろうか。今回はゲルマニウム温浴についてダイエット効果という点から見ていきたい。
 
 ゲルマニウム温浴とは、42~43度のゲルマニウム溶液に手足を浸す温浴方法。大量の発汗があり、ダイエット効果があるということで近年特に女性から支持を集めている。ところで、”ルルドの泉”という言葉を聞いたことがあるだろうか。ルルドは、フランスの南西部、ピレネー山脈のフランス側の山麓にあるカトリックの聖地の地名である。”ルルドの泉”は、多くの奇跡的な治癒を起こす泉として19世紀半ばより有名になったが、実はルルドの泉には、この有機ゲルマニウム成分が非常に多く含まれていることが分かっている。

 大量に発汗するゲルマニウム温浴だが、まずは純粋に発汗と消費カロリーの関係について。勘違いしやすいが、汗で水分を出しすことで減量するというわけではなく(これだと発汗した分の水分を摂ると元に戻ってしまう)、気化熱、つまり体温の上昇を防ぐために発汗した汗が気化するときに消費する熱によるカロリー消耗が減量につながる。一説では、汗1ccの気化熱は0.6キロカロリーだとか。注意すべきなのは、大量に発汗したらその分水分補給すること。急な脱水症状になり、危険が生じる恐れも・・・。
 
 次にゲルマニウム温浴に特徴的なのは、ゲルマニウムは体内に大量の酸素をつくり出すという性質があるため、有酸素運動と同じ効果が得られること。人の体の末梢神経や毛細血管約1億本のうち、約70%が集中している手足を温める事で、効果的に全身の新陳代謝が促され、老廃物や脂肪を排出することが可能となる。サウナと違い、このことがダイエットに特に有効だという。

 さて、気になるダイエット効果だが、20分手足を浸して座っているだけでなんとエアロビクス2時間分の600kcal消費できるというから驚きだ。サロンで行う場合、値段は都内で1回あたり1200円~2000円が相場。なんとなく痩せるような気がするから・・・と通うよりも、ダイエット効果の仕組みが分かったほうが挑戦する気力が沸くというもの。ドラッグストアなどでは家の浴槽でもできる入浴剤も200円程度でたくさん売られているので、薄着の季節に向けて早速試してみては?


女性への質問、年齢より体重がタブー

 米国で行われた調査で、女性に対しては「年齢」よりも「体重」の質問がタブーであることが分かった。
 調査会社GfKローパーが健康雑誌「Prevention」の依頼で実施した調査では、女性の85%が、体重より年齢を公表する方がましだと答えている。ただ年齢については、平均で4歳ほど若く言う傾向もみられる。

 6年前に25キロの減量を行い、ダイエット関連の著書もあるジャニス・テイラー氏は、女性に体重を尋ねるのはタブーで、本当の答えが得られる可能性も低いと指摘。また、体重に関する質問は「女性に収入を聞くのと同じぐらい失礼」なことだと述べた。

 調査では、米国女性が平均で18キロの減量を望んでおり、女性の60%が無人島でも健康のためにエクササイズすると答えていることも分かった。


2007年03月08日

妊娠しても元気に動こう

妊娠中であっても、元気に活動的に動くことが、妊婦の健康管理や、健康な赤ちゃんを産むといったことに効果的なことがわかってきました。

アメリカの研究グループは、運動を続けた妊婦が、運動をしなかった妊婦よりもスリムな赤ちゃんを産むと発表したそうです。それによりますと、2500人の妊婦を調査したところ、
運動した妊婦のグループ 体重:3230g 体脂肪率:11%
運動しなかったグループ 体重:3630g 体脂肪率:16%
運動を途中で止めたグループ 体重:3850g 体脂肪率:19%
となったそうです。

加えて、運動したグループの赤ちゃんを、5歳まで追跡調査したところ、スリムな体型はそのままだったそうです。

妊婦さんの運動については、マタニティビクスという運動がプログラム化されて、その指導をしてくださる産婦人科も増えているそうです。

妊娠しても安定期に入る14週以降、体の調子をみながら、積極的に体を動かし、母子共に健康で出産を迎えたいですね。


勘違いな生活から脱却

 朝食を抜き出社、仕事帰りにはジムで汗を流し、帰宅してから夕食、そして睡眠…世のOLさんに多く見られそうな生活スタイルだが、実はここに太るメカニズムが実に3つも隠されているのだ。該当する人は要注意。一体どこが間違っているのだろうか。
 
 このことについて、ダイエットをする多くの女性をサポートしているダイエットコーチの内藤優生さんはこう語る。「1日2食にすると食事と食事の間隔が長くなり、より空腹になります。そして空腹時は身体への栄養吸収率が高まることは事実なのです。運動をしておなかを空かせてから食べるというのは、実はお相撲さんが太るためにする方法!危険です!ダイエットをするなら、ものすごくおなかが空いた時は低カロリー食材のものを選んで食べることが必須ですよ」とアドバイスしている。
 
 ダイエットを成功させるためには、自身のライフスタイルを見直す必要がある。太っている原因には脂肪細胞の数など遺伝的要素もあるが、正しいダイエットによって確実に体重やスタイルをコントロールすることができるからだ。自分が太っている原因はなにか。どこに太る原因があるのか。それをきちんと把握し、改善しようと努めることがダイエットの第一歩である。しかし、現代人のライフスタイルはじつに多種多彩。人によっては容易に変えられない生活習慣もある。

 例えば「1日3回、規則正しい食事をする」こと。これは健康的な食生活として理想とされているが、働く女性の中には実践できない多忙な人も多いはずだ。内藤さんは、1日2食という食生活については「1日2食、また1食でも健康でスリムな身体を保っている人はたくさんいらっしゃいます。だから1日2食の生活習慣は、必ず太るとは言えません」としている。

 ただし、1日2食の人は、朝食を抜いて夕食をしっかりと食べる傾向にあるのもまた事実。ダイエットをするなら、なるべく朝食に重きを置きたいところ。というのも、食べるという行為は活動に備えて行なうのが望ましく、一日の活動の終わりに人間はそれほどのエネルギーを必要としないからだ。ということは、”食べてすぐ寝る”ということは言うまでもなく太る原因に。やはり、たとえ1日2食の食生活を続けるにしても、健康的に美しく痩せるためには正しいダイエット知識を身につけ、ライフスタイル全般を見直す必要がある。


拒食症にあこがれる若い女性急増

 最近インターネットで「拒食症、方法」「拒食症になる」など、拒食症になりたいと思われるような検索ワードが増加している。また、某巨大掲示板などでも拒食症をはじめとする摂食障害に憧れる書き込みが見られる。

 拒食症とは、摂食障害の一種。ストレスなど心的要因から発症することが多く、スリム志向が強い昨今の日本では、とくに青年期の女性に多く見られる。ダイエットで体重を落としたことに達成感を覚えてさらなる達成感を求めたり、体重が低くても「太っている」と思い込んだりして、食べることを拒否する。もしくは、食べたことを激しく後悔し、のどに指を入れて自分で嘔吐をするなどといった行動を繰り返してしまう。
 症状が進行すると極限まで痩せ細り、月経が止まる。一般的に治療は困難で長い時間を要し、極度の栄養失調に陥り、感染症や不整脈などの合併症を引き起こして死に至るケースも。

 これについて、ダイエットコーチとして多くの女性のダイエットをサポートしている内藤優生さんは「拒食を続ける場合、拒食症になって命の危険がでるまで続けるか、拒食を止めてリバウンドするか、二つに一つです」と語る。内藤さん自身、拒食症になってでもいいから痩せたいと思ったことがあるようだ。しかし、実際に拒食症になった友人を亡くし、拒食症を克服しても障害を残している友人を間近に見ることで心を痛め、「ダイエットは人をキレイにするもの。人生を楽しくするもので、死に追いやられたり、一生涯残る傷を与えられたりするものではない」と続けている。

 心身ともに蝕んでいく拒食症。発症する時期は年々若年齢化し、小学生で発症するケースも増えている。日本小児心身医学会によると、2005年に全国294施設に対して行われた調査結果で、病院の小児科を受診した拒食症の患者が944人おり、過去に衰弱や自殺などで26人が死亡していることが分かっているという。心も身体も成長途中にある子供たちが傷つき苦しむ姿は、なんとも痛ましい。

 人間が人間として生きていくためには、最低限必要な栄養を摂取しなければならない。健康的に美しく痩せるためには、ダイエットに関する正しい知識が必要不可欠だ。そして、拒食症などの摂食障害が心配されるなら、専門家のもとで自分の身体と正面から向き合うのが望ましいといえる。


ネット販売のダイエット薬には生命の危険も

ダイエット用に痩せる薬としてスパムで宣伝されている薬を買うと、生命の危険にさらされるかもしれない――。セキュリティ企業のSophosがこう指摘して注意を呼び掛けている。

 Sophosによると、ダイエット薬など医薬品の宣伝販売メールはネットで送信されるスパムの60%を占めており、株式詐欺やポルノメールを上回っている。国際麻薬統制委員会(INCB)も、痩せるために食欲を抑える薬をネットで購入する女性が増えたと報告しているという。

 米国では、ダイエット薬として一時脚光を浴びたエフェドラ(マオウ)含有サプリメントの販売が禁止されたが、これを売り込むスパムは送信され続けている。

 痩せる薬をネットで買うことには大きな危険があるとSophosは指摘。「第1に、医師の指示なしで買った薬が体に合わずに効能どころか健康を害する恐れもある。第2に、自分が買っているのが本物の薬だという保証はない」と警鐘を鳴らしている。


2007年03月07日

若年層の肥満治療、ダイエットよりも手術に

 米国では近年、若年層の肥満に対し、手術による治療が増えていることが分かった。ロバートウッド・ジョンソン・メディカルセンターとシンシナティ小児病院メディカルセンターの研究チームが、5日に調査結果を発表した。

 それによると、米国の若者の肥満は過去数十年間で急増し、減量のためのダイエットや生活習慣改善に代わり、手術による治療をする人が増えているという。

 研究チームは、10─19歳で肥満治療手術を受けた人の数を調査。1996─2000年はほぼ横ばいだったものの、2003年には年間771人となり、3年間で3倍以上に増加した。1996年から2003年に手術を受けた人は合計で2744人だった。

 シンシナティ小児病院メディカルセンターのトーマス・イング医師は、肥満治療のために手術に踏み切る若者の数は具体的には分からないとしながらも、2003年以降も増え続ける傾向にあると指摘している。


有力情報はネットや口コミで収集

 ダイエット器具、食品、サプリメントなどのダイエット方法が巷に溢れているが、さまざまな情報が氾濫する中で、人々はどのようにダイエットに関する情報を収集しているのか。また、ダイエットに至るきっかけやどのようなダイエット方法を実践し、それによって効果をあげている人はどのくらいいるのか、今後実践したいダイエット方法は何かなど、その利用実態等についてレポートした。

 今回の調査は2月23日~2月27日で行い、全国の1034人の男女(男性50.19%、女性49.81%)から回答を得た。また、調査に回答頂いた年齢層は、20歳代25.05%、30歳代24.66%、40歳代25.05%、50歳代25.24%であった。

 これまでにダイエット経験がある人は全体の約7割を占めるが、男女別の結果にあまり差がないことから、昨今、メタボリックシンドロームや成人病の報道などが多いなか、女性並みに男性も自分の体型・体調を気遣っていることが明らかになった。

 ダイエットをするに至ったきっかけは、8割以上の人が「自分自身で体型・体調が気になった」と答えており、特に女性では9割に上った。男女間の差異で特徴的だったのは、男性では「医師(健康診断を含む)に言われた」(33.97%)、「体型や健康などについて他人に言われた」(31.75%)など、他人からの指摘をきっかけに始めた人が多いのに対し、女性では「気に入った洋服を着こなしたい」(44.16%)、「(薄着になる夏など)季節を意識して」(37.56%)など、人目を気にして自発的にダイエットをする人が多いことが伺える。

 また、実践したダイエット方法に関しては、「食事制限(カロリー制限)」や「ウォーキング・ジョギング」のお金がかからない自己努力型ダイエットの経験者が多かった。一方で、マスメディアに多く登場するダイエット器具を利用したという回答は多くなかった。また、実際に効果があったものとしても「食事制限(カロリー制限)」「ウォーキング・ジョギング」をあげる人が多く、次いで「効果があったものはない」という結果となった。男女別にみると、男性は食事制限やウォーキング・ジョギングが上位を占めたが、女性ではこれらと並んでダイエット食品、お茶を飲むなどといった飲食にかかわるダイエットの利用者が多くなった。

 ダイエットの効果が実感された時期は、「始めてすぐから」が13.74%、「1カ月以内」が45.56%と、全体の約6割の人が1カ月以内に効果を実感している。またダイエットにかけるお金については、約5割の人がまったくかけていないことから、自分の努力で無理なく続けられる方法に人気があることが明らかになった。

 ダイエットを方法を知ったきっかけについては、「人からの口コミ」が36.4%と最も多くなっており、特に20代では44.6%と半数近くに上っている。また、今後、ダイエット方法の情報をどのように収集したいかについては、「インターネットで検索する」が今までの約1割から約5割となっており、自発的により詳細に情報を収集しようという姿勢が感じられる。

 また、従来からの情報収集方法である「テレビの健康情報番組などを見る」(37.00%)、「雑誌の記事や広告を見る」(25.66%)は依然としてよく利用されていると見られる一方で、「人からの口コミ、友人などに尋ねる」(34.14%)、「インターネットの口コミサイトを見る」(23.68%)など、口コミにより実際の効果や評判を検討する人も多く、インターネットや口コミが有力な情報収集手段となることが伺える。


2007年03月06日

米国発 高カロリーの食事に「待った」

 アメリカのレストランチェーンの多くでは、1日の必要摂取量に相当するカロリーと脂肪分を含んだ「究極のメニュー」を提供しており、注文した食事に関して客に正確な情報を伝えることを怠っている、と消費者グループが27日、発表した。

 公益科学センターの関係者は、鶏肉とパスタを主体に、チーズをたっぷりのせた料理をレストランで出る食事の例として引き合いに出し、こうした料理が全国的な問題である肥満と心臓病を増長させると話した。

 センターの関係者は、レストランのメニューに栄養情報を掲載することを飲食業界に強制するよう、地方自治体、州立政府そして各国の政府に呼びかけた。消費者グループの代表、マイケル・ジェイコブソン氏は、“テーブル・サービス”を売り物にする「ルビー・チューズデー」や「ウノ・シカゴ・グリル」など、チェーン展開しているレストランに焦点を当て、このようなレストランでは非常に体に悪い素材ばかりを使っていると攻撃した。「テーブル・サービスを行うレストランでは『究極のメニュー』が新しい食事の仕方として導入されている。すさまじい勢いで広がっている肥満、心臓病そして脳卒中に真剣に取り組むのであれば、まずはレストランの食事を改善することです」とジェイコブソン氏は語る。

 ジェイコブソン氏が率いる消費者グループは、レストランで出るありとあらゆる料理をたびたび批判することで知られている。批評家の中には、このグループを“自称”「フード警察」であるとしてあざ笑う者もいる。

 ジェイコブソン氏は「ウノ・シカゴ・グリル」で提供されている前菜の中には2050カロリーのものがある、と集まった取材陣に実物を見せて話した。それは詰めものをしたジャガイモの皮とピザを足して2で割ったような形をしており、厚いピザ生地にモッツァレッラチーズ、チェダーチーズ、マッシュドポテト、ベーコンそしてサワークリームを詰めたもの。さらに、「ルビー・チューズデー」の「フレッシュ・チキン&ブロッコリー・パスタ」はチーズなどがこれでもかと盛ってあり、一皿で2060カロリー、脂肪分は128グラムにもなると話した。氏はこの料理を、狭くなった血管を開く手術、血管形成術を意味する「アンジオプラスティー」という単語と「パスタ」を合成し「アンジオプラスタ」と名づけている。

 ほかには「チーズケーキ・ファクトリー」が提供する「クリスのびっくりチョコレートケーキ」が一切れで1380カロリーもある。それはケーキ生地とブラウニー、中味はココナッツとペカンの実、そしてチョコチップとココナッツが入ったチーズケーキが層になったものだ。

 1日の平均的な必要摂取カロリーは女性で2000カロリー、男性で2500カロリーと言われている。

 業界団体「全国レストラン協会」によると、レストランの多くで栄養に関する情報を提供しており、そのほとんどがヘルシーな料理も取り入れている。協会は声明文の中で「特定のレストランのメニューの中から、特にカロリーが高い品目を選び、それがすべてのレストランに共通していることだとするのは、非常に誤解を招きやすく、的確ではない。一般の人に与える弊害は大きい」と発表した。


2007年03月03日

「早食い」が肥満を促進

家庭での食事といえば、20年前は料理と家族とのおしゃべりを楽しみながら、たっぷり33分をかけていたのが普通だったが、現在では家族そろって食事をする機会が少なくなり、また家庭での手作り料理に代わってテイクアウェイなどの手軽な食事が普及すると共に、食事にかける平均時間も20年前の半分以下の、わずか14分27秒でしかないことが調査の結果明らかになり、このような「早食い」の風潮が国民の肥満を増長していると懸念されていることが伝えられた。

英国産鶏肉の消費促進団体「Great British Chicken」が1,300人を対象に行なった調査によると、家庭での食事にかける時間が30分以上というのは全体の10%にしかすぎず、70%の人が15分以内に食事をすませていることが判明。また、テレビの前の食事が普通という人は全体の80%、コンピューターの前で食事をする人も20%に達し、本や新聞を読んだり、テキスト・メッセージを打ったり、もしくは電話で話をしたりしながら食事をする人もおり、食事そのものに集中している人は20%以下でしかなかったとされる。

英国栄養士団体では、家族がそろって食卓を囲む食事のあり方は、肥満問題の対処に不可欠と指摘。家族がそろって食べる食事と、テレビの前で食べる食事は明らかに異なるとし、また便利さが重宝されているテイクアウェイなどのスナック類も、カロリーや脂肪が多く含まれていることが多く、家庭料理のようにバランスのとれた栄養を補給しているわけではないと訴えているという。

ちなみに別の調査では、英国人の20%が深刻な肥満と診断されている結果が報告されており、専門家からは、多忙な現代であるだけになおさら、子供をもつ親は特に食事の大切さを認識してほしいとのコメントが寄せられている。



« 2007年02月 | HOME | 2007年04月 »

バックナンバー