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2007年04月27日
肥満の労働者、雇用者側の経費増える可能性
肥満の労働者は、業務中のけがによる労災申請が多く身体に障害が起こりやすいため、雇用者側の経費がかさむ可能性があるという。23日発行の米医学誌「Archives of Internal Medicine」に掲載された2つの報告が指摘した。
専門的には、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割ったBMI指数が30以上の人が肥満、40以上の人は病的肥満に分類される。
米ノースカロライナ州のデューク大学病院の研究チームが1万1728人を対象に行った調査によると、BMI値が40以上の人は労災の請求率が理想体重の人の2倍だった。請求は、特に背中、手首や腕、首や肩、ひざ、足や腰に関する損傷だという。
また、肥満の人々の欠勤日数は理想体重の人たちの約13倍、保険の請求額は7倍、傷害保険の請求額は11倍多いことも明らかになった。
さらに、テキサス大学医学部ガルベストン校のチームが1万2725人の高齢者を対象に行った別の調査によると、BMIが18.5以下(やせ過ぎ)、または30以上(肥満)の人は身体に障害を負いやすい傾向があったという。
研究を行った研究者らは、雇用者は従業員に対し、安全業務に関する助言だけではなく健康的な食事や運動に関する助言の提供を行うことについても検討するべきだ、としている。
2007年04月26日
ダイエットをした人の多くがリバウンド現象
ダイエットをしても、結局は元の体重以上に戻ってしまう人が多いとの研究結果が、米医学誌「American Psychologist」4月号に掲載された。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究グループが過去の31研究を評価した結果、ダイエットを始めて6カ月で一般に5~10%の体重減少が認められた。ところが5年後には、3人に2人が最初に減った分以上に体重が増えていることがわかったとBBSニュースは報じている。
研究を率いたTraci Mann氏によると、体重の増減を繰り返すと、心疾患や脳卒中の原因にもなり危険だという。ダイエットをしても体重低下を維持できず健康上の効果も得られない人が多く、ほとんどの場合は、最初からダイエットをしない方が、体重の増減によって体に負担をかけることもなかったはずだとMann氏は述べている。
肥満問題に対処するための英国の慈善団体Weight ConcernのIan Campbell博士はBBCニュースに対し、短期間でダイエットをしようとする人が多すぎると指摘。体重管理は一生取り組むべき問題で、心疾患や精神障害が服薬を中止すれば悪化するのと同じことであると述べている。
2007年04月18日
かんきつ類が肥満防止 コレステロールを抑制
2種類のかんきつ類の皮に含まれる「フラボン類」の2つの成分に、血糖値やコレステロール値を抑制する効果があるとのマウス実験結果を平田敏文広島大教授らがまとめ、17日発表した。
かんきつ類を栽培、展示している「シトラスパーク瀬戸田」(広島県尾道市)との共同研究。平田教授らは「肥満や生活習慣病の予防が期待できる」と話している。
かんきつ類の名前や産地は「特許を申請中のため」として明らかにしていない。
平田教授らによると、マウスの脂肪細胞で、2つの成分が脂肪の蓄積を抑制していることを確認。脂肪を多く含む餌を5週間食べさせる実験で、2つの成分を含む皮を与えたマウスは、与えなかったマウスに比べ、血糖値や体脂肪率が約2割低く、コレステロール値も抑えられたという。
2007年04月14日
BMI値30以上の肥満が増加中
米RANDは、米国民の肥満度に関する最新調査レポートを発表した。詳細な調査結果などは、医学ジャーナル「Public Health」今年下半期発行号に掲載される。
同レポートは、米疾病対策予防センター(Centers for Disease Control & Prevention)が、全米で毎年実施する電話インタビュー調査「Behavioral Risk Factor Surveillance Survey」(BRFSS)に基づくとされる。
調査結果によれば、2000年から2005年の間に、BMI値が30以上を示した米国民の人口割合は24%増を記録。一方、BMI値が40以上の人口割合は、その倍を上回る50%増の伸びを見せ、BMI値が50以上の人口割合に限るならば、5年間の増加率は75%増にも達したとされている。今回の調査で最も高い肥満度のBMI値50以上の米国民の増加率は、過去20年間で最高の伸びを記録しているという。
Roland Sturm氏
RANDの経済学者となるRoland Sturm氏は「肥満の危険について一般に広く知られるようになり、体重を減らすための肥満手術などの外科治療の利用者が増えてきているにも関わらず、重度肥満に悩む人の割合が急速に高まっていることが明らかになった」とコメントしている。
同レポートでは、重度肥満の人が抱える数々の健康上の問題への懸念が表明されており、BMI値40以上の中年男女の医療費は、同年代の平均体重の男女の医療費の2倍に上るとのデータも紹介されている。
肥満にかかわる新たな遺伝子を特定
ワシントン(AP) 肥満と強いかかわりを持つ遺伝子を新たに特定したとの研究結果を、英オックスフォード大とペニンシュラ医療センターの共同チームがこのほど発表した。この遺伝子を2組持つ人は、持たない人に比べて平均3キロ余り体重が多いことが分かったという。
チームでは、欧米出身の白人を中心とした3万8000人の血液サンプルを分析して遺伝子と体重との関係を調べ、米科学誌サイエンスの最新号に報告した。それによると、肥満との関連が判明したのは、FTOと呼ばれる遺伝子の一種。これを1組持つ人では肥満の率が30%、2組の人では70%高くなっていた。欧米の白人で2組持つ人の割合は、6人に1人前後とみられる。FTOが肥満を引き起こす仕組みは、今のところ分かっていない。
米国では成人の3人に1人が肥満とされる。不健康な食生活や運動不足のほか、体質などの生物学的要因も作用しているとみられ、体重の増減にかかわる遺伝子やホルモンを突き止める研究が盛んに進められている。
やせ過ぎ:若い女性のあこがれだけど、怖い 死亡リスク倍増
生活習慣病予防のため、肥満改善に取り組む人が増える一方、やせている女性が増加している。ところが海外では、若い女性への影響を考慮し、やせ過ぎのモデルにショーへの出演を禁止するケースも出てきた。専門家が指摘するやせ過ぎの怖さとは。【大場あい】
■進むスリム化
「太っていないと思う。でもやせたい」。茨城県内の女子大学生(20)は身長161センチ、体重50キロの標準的な体形だが、炭水化物を避けたり、特定の食物だけをとるなどの減量法を繰り返してきた。競技スポーツをしているので、体力が落ちるような極端な減量は最近避けているが、「テレビに出ている人はみんな細くてあこがれる。夏までにあと4キロ減らしたい」と話す。
やせている若い女性が、ここ20~30年間増え続けている。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割ったBMI(体格指数)が18・5未満の「やせ」の割合は、20代女性の場合、84年は14・8%だったが、04年には21・4%と5人に1人を超えた。
一方、男性は若年層でもほぼ横ばいで、30代は減少傾向にある。佐々木敏・東京大教授(社会予防疫学)によると、男女の傾向が逆になるのは世界的にも珍しいという。「やせた女性が増えているのは食習慣の変化によるのではなく、あこがれる体形の変化など社会的要因が大きい」と話す。
具体的な因果関係は不明だが、肥満だけでなく、やせ過ぎでも死亡リスクが高くなる。国立がんセンターなどは、40~59歳の男女約4万人を対象にBMIと死亡率の関係を10年間追跡調査した。BMI23~24・9のグループを基準にすると、男女とも「14~18・9」「30以上」の死亡率はそれぞれ約2倍だった。
■減らすなら腹部
またやせ過ぎが招く危険の一つに、骨密度の低下による骨折がある。米国で65歳以上の女性を対象に、体重と大腿(だいたい)骨骨折の関係を調べたところ、「とても軽い(57・8キロ以下)」グループは、「とても重い(73・3キロ以上)」グループより骨折した人が2倍も多かった。肥満で骨に負担がかかるよりも、やせ過ぎで骨密度が低下することの方が骨折の危険度を高めていたとみられる。
肥満でもやせ過ぎでもない、健康な体を保つにはどうしたらいいのだろうか。大蔵倫博・筑波大講師(健康体力学)は「どうしても体重を減らしたいなら腹部を中心に。下半身は太めの方が心臓病につながる危険が少ない」と話す。
大蔵講師らは、34~66歳の肥満の女性154人に減量プログラムに参加してもらい、脂肪が減った部位などを調べた。腹部の脂肪が減るほど高血圧、高コレステロールなど心疾患のリスクが改善した。一方、太ももなどの脂肪は減らない人の方がリスクが減少した。
■拒食症にも注意
「やせ願望」の女性は多いが、3カ月以上標準体重の80%以下の状態が続き、月経がないのに異常と思わないようなら、拒食症の可能性もある。鈴木真理・政策研究大学院大教授(内科学)によると、拒食症は単なるダイエットの延長ではなく、心理的な原因があるため、心身ともに早期の治療が必要だという。
鈴木教授は「過激な減量後のリバウンドは体が正常な証拠。やせ過ぎで無月経になると閉経後とほぼ同じ状態になり、放っておけば子供から一気におばあさんになってしまうようなもの。若々しい時代を失うことになる」と指摘する。
◇低体重による体の異常(鈴木真理・政策研究大学院大教授による)
標準体重の80%以下 拒食症の診断基準
75%以下 低身長、骨粗しょう症が悪化
70%以下 最低限の日常生活のみ可能
(スポーツ、重労働は困難)
65%以下 通常の食事では体重増加が困難
60%以下 低栄養による合併症のリスク増
50%以下 低血糖で昏睡(こんすい)の危険
※標準体重(キロ)の計算方法
身長160センチ以上 :(身長-100)×0.9
150センチ超~160センチ未満:(身長-150)×0.4+50
150センチ以下:身長-100
例:160センチの場合は(160-100)×0.9=54キロ
2007年04月11日
チョコレートでダイエット?
■チョコで大量発汗!? 引き締め効果?
チョコレートといえば「ダイエットの敵」と思っている人も多いのでは? 実はそのチョコレートをたっぷり使って痩せる方法が、今話題を呼んでいる。それが今回ご紹介する「チョコレートスパ」。NYのセレブリティたちの間で流行している注目のエステティック。
その手順は次の通り。フットバスやバスフローティングなどで身体をほぐしてから、チョコスクラブ(サロンによってはカカオの殻や実のフレークを用いることも)で全身の角質をスベスベに。その後、全身をチョコレートでパック。さらにスパのヒーティング(温めること)で大量発汗を促すというもの。最後にアロママッサージでリラックスすれば、身も心もスッキリ。スウィートな香りに包まれているだけで「強烈な発汗作用と引き締め効果でウエストがワンサイズ落ちるほど」というから、効果もかなり期待できる。
■チョコレートがどうして効くの?
サロンの解説によると「チョコレートの甘い香りが幸福ホルモンを分泌させ、満腹中枢を刺激。脂肪分解やセルライトの解消に」効果があるとのこと。しかもカカオから得られるココア成分が、幸福感を誘発する脳内物質「ベータエンドルフィン」の分泌を誘発することで、脳の活性化、脂肪の分解、免疫力強化、若返り、ストレス解消、抗セルライト、デトックス効果……など、良いことずくめの効力を発揮する。また、主成分であるココアポリフェノールは女性ホルモン活性成分である「イソフラボン」を含んでいるため、つるつる素肌、若返り、美しいボディライン作りにも効果があるというわけだ。
超肥満5年で1・5倍に
米シンクタンク、ランド研究所は9日、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が40以上の「超肥満」の米国人が2000年から05年までに1・5倍に急増したとの研究報告を発表した。
BMI30以上の人の増加率は同じ期間に24%にとどまっており、超肥満の急増ぶりが際立つ。より肥満度の高いBMI50以上の米国人はこの間に75%も増えており、専門家は「肥満が健康に及ぼすリスクがこれだけ指摘されているにもかかわらず、驚くべき増加ぶり」と警鐘を鳴らしている。
BMI40以上となる体重は、身長175センチの男性の場合で約135キロ。
報告は、米疾病対策センター(CDC)が150万人以上の米市民を対象に毎年行っている調査に基づき、同研究所の上席エコノミスト、ローランド・スターム氏がまとめた。
2007年04月09日
運動には2つの種類があります
運動には、ウォーキングに代表されるエアロビクス(有酸素運動)な運動とマシトレーニングや短距離走などのアネロビクス(無酸素運動)な運動があります。
エアロビクス運動では脂肪が燃えていきます。これにはウォーキング、エアロバイク、エアロビクス(ダンス)などがあります。
一方、アネロビクス運動は筋力を鍛え、基礎代謝を上げることができます。マシントレーニングなどがこれに含まれます。
この2つの運動を組み合わせることで、脂肪を燃やし、基礎代謝を増やして太りにくい体にすることができるのです。どちらか一方の運動だけでは、運動の効果を十分に得られません。
恐るべし、三つ子の魂
1万人余りの児童を追跡調査した結果、子どもの肥満には、3歳の時の生活習慣が影響している。そんな結果が出たそうです。
3歳の時の生活習慣で、朝食を時々食べる、おやつの時間が決まっていなかった、と答えたグループと、朝食を毎日食べた、おやつの時間が決まっていた、と答えたグループでは、小学生4年生になった時点で、肥満になる児童が1.2~1.8倍多かったそうです。
同様に、睡眠時間が11時間以上のグループと、9時間未満のグループでは、9時間睡眠のグループが、1.5倍肥満が多かったそうです。
以前から、肥満の原因は幼少期に作られるという指摘がありましたが、今回の調査はそれを裏付けた事になります。そして、幼児期の肥満は大人になってからの生活習慣病の原因ともなります。恐るべし、三つ子の魂。
コーヒーと排便の関係
便秘気味になってしまったけれど、便秘薬には頼りたくない。そんな時、アナタは何にすがるだろうか? プルーン、バナナ、ゴボウ、サツマイモ……、「便秘に効く!」と言われる食べ物は多いけれど、ある身近な飲み物で排便を促すという人が実は多い。その飲み物とは、コーヒー。
排便を意識してコーヒーを飲んでいなくても、考えてみれば、コーヒーを飲んだ日の朝はお通じがあるな、なんて思い当たる人もいるはず。ある調査機関では、コーヒーを飲んで過ごす日と飲まない日とでは排便回数が違い、特に1日2杯以上飲むと、排便が改善されるという研究結果も出ている。コーヒーを飲む習慣が腸の働きを活発にし、便秘解消への手助けになり得るのだ。
それでは、コーヒーの何が効くのか?
コーヒーの主成分「カフェイン」には、もともと覚醒感を生む働きがある。これは、疲労感をもたらす物質「アデノシン」が脳に取り付くのを、カフェインが妨害し、脳が覚醒状態になるためだが、同時に利尿作用や排便を促進する作用もあり、これにもアデノシンがからんでいる。膀胱壁の収縮や内尿道口の開閉にも関係する、膀胱括約筋(かつやくきん)に取り付いて、その作用を抑制しているアデノシンの働きを、カフェインが妨害することで起こるのだ。
2007年04月02日
キムチを食べ過ぎると肥満になる危険性大
キムチを食べ過ぎると肥満、高血圧、高脂血症など慢性疾患にかかる危険が高くなるという研究結果が出た。
牛乳を飲まなくても同じような危険にさらされることもわかった。
これは韓国保健産業振興院が40~64歳の男女6112人を対象に慢性疾患と食べ物の関係を分析した研究から明らかになった。
調査の結果、キムチを平均値(78グラム)の3倍程度食べる50、60代の女性は平均摂取者より肥満になる危険が27.8%、高血圧は20.5%、高脂血症は30.4%高かった。40代の女性がキムチをそれだけ食べた場合は、肥満、高血圧には大きな影響を与えなかったが、高脂血症の危険は50%近くにまで上った。
男性の場合も高脂血症の危険(50、60代58%)が高くなった。
食品医薬品安全庁ウ・ゴンジョ食品評価部長は「キムチに入ったナトリウムが高血圧を引き起こす」と話している。保健産業振興院キム・チョイル栄養管理支援センター長は「キムチをたくさん食べるとご飯や他の穀類も一緒に食べることが多いので、慢性疾患の危険が高くなるようだ」と明らかにした。
また今回の調査で牛乳を飲まなければ慢性疾患にかかる危険が高いものと明らかになった。牛乳を飲まない40代男性は1日に200ミリリットル飲む人に比べて肥満にかかる危険が38.6%、50、60代の男性は高血圧の危険が31%高くなった。
女性も同じだ。牛乳を飲まない40代女性は肥満の危険が22%、50、60代の女性は高脂血症の危険が32%、高血圧は40%高くなった。
2007年04月01日
低炭水化物ダイエットの“リバウンド”?パンなど大売れ
米国人は少し前まで炭水化物を控えたダイエットに夢中だったが、好きなものを食べられない生活にやや疲れ気味。特に子どものころを思い起こさせてくれる手作りのパン、ケーキ、パスタ類の味にひきつけられるようで、その消費が増えている。
44州でチェーン展開する手作りパン店「ラ・ブレア・ベーカリー」のジョン・ヤミン最高経営責任者(CEO)は「西海岸に続き、東海岸の売り上げも伸びてきた。手作りパンの消費はここ3年間で年平均4%増え、現在はパン市場の13%を占めている」と話す。
イタリア料理の老舗「イル・フォルナイオ」(カリフォルニア州サウサリート)の創業者、ラリー・ミンデルさんは「パスタの注文が戻ってきた。今は売り上げの3分の1がパスタ」という。
高級ホテルもこの流れに乗っており、ペニシンシュラ(ニューヨーク)ではルームサービスのメニューにマカロニアンドチーズ(マカロニをチェダーチーズなどであえたもの)を加えた。
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