2004年に出産した女性の母乳中に含まれるダイオキシン類の濃度が、1990年代の調査結果に比べて、ほぼ半減していることが、北海道大や福岡県保健環境研究所などの共同研究で明らかになった。
26日から愛知県で開かれる日本食品衛生学会で報告する。
ダイオキシン類はゴミ焼却時などに発生し大気などの環境中に排出、人体へは大半が食べ物を通して蓄積される。調査は、出産後約1か月たった年齢21〜47歳(平均年齢31・2歳)の北海道在住の母親60人から母乳を採取し、脂肪1グラム当たりのダイオキシン類の濃度を測定した。その結果、平均値は13・7ピコ(1ピコは1兆分の1)・グラムだった。
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