欠損すると老化に似た症状を起こすタンパク質が、生命維持のため体内のカルシウム濃度を一定に制御
する“司令塔”の役割を果たしているとの研究結果を、鍋島陽一京都大教授(分子生物学)らが米科学誌サイエンスに15日、発表した。
鍋島教授は「骨粗しょう症や動脈硬化などの老化症状や、くる病などにカルシウムがかかわっているとされ、研究が進めば治療法開発につながるのではないか」と話している。
このタンパク質は、鍋島教授らが1997年に見つけた「アルファ・クロトー」。ヒトとマウスの細胞を使い、カルシウム調節に重要な脳の「脈絡膜」、腎臓、のど付近にある「上皮小体」の3つの臓器や器官で、このタンパク質を分析した。
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