今まさに旬を迎えている果物、桃。桃には女性をきれいにしてくれる要素がたくさんあるとのことで、ネットでも話題となっている。
桃の実に含まれるビタミンCには肌をきれいにしたり老化防止をする働き、カリウムには血圧を下げる作用があり、高血圧の予防、がん予防、さらに便秘の改善などに効果的。食物繊維のペクチンも多く含まれているため、便秘で困っている方には是非おすすめだ。
更に、桃はその実だけでなく、葉や花,そして種にも利用価値がある。桃の葉には、タンニンやマグネシウム・カリウムなどが含まれ、薬理作用がある。
日本では、古くから「桃湯」が親しまれており、江戸時代から夏の土用には桃湯に入る習慣があったとも言われているそう。葉には収れん作用があって、乾燥させたものをお風呂に入れるとあせもや湿疹に効果的だ。
普段は捨ててしまう種は、割ってみると中から数個の種が出てくる。これは「桃仁」と呼ばれるもので、脂肪油、アミグダリンなどを含んでおり、婦人病の漢方薬としてポピュラーなもの。血液の循環をよくする作用があり、生理不順や生理痛、更年期障害、便秘、肩こり、頭痛のほか、高血圧や脳梗塞の予防にも効果を発揮する。
桃の花は、「白桃花」と呼ばれる生薬で、利尿にはたらく成分が含まれているため、利尿剤や、むくみの解消、下剤として用いられる。ただし、桃仁、白桃花は効果が強いので、利用するときには漢方の専門家への相談が必要だ。 |